旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

千曲川のウグイを食べる 長野旅の続き

スキー場での蕨取りを終えて、宿で少し休んで17時からこの日の晩御飯を食べるために宿を出る。本日の晩御飯は長野県上田市を流れる千曲川沿いにある「鯉西のつけば小屋」で、ウグイを食べるらしい、ウグイは釣れても捨てていた、もちろんウグイを食べるのは初めて。正直この時は、ウグイなんか食えるんか?なんて思って困っていた。宿から小一時間走って「鯉西

つけば小屋」に到着した。調べたら、つけばというのは、種つけ場という意味で、ウグイの産卵習性を利用して漁をする、伝統的な漁であるという事だった。店に入ると、席はほぼ埋まっていた。店の外にあるウグイを炭で焼く囲炉裏のような場所では産卵期の腹が赤くなったウグイが串に刺されて綺麗に並べられ炭で炙られていた。見た感じ美味そうではある。先ずは瓶ビールを1人1本ずつ頼んだ後、料理を頼んだ。ウグイの塩焼き、子持ち鮎の塩焼き、天ぷら、鯉の洗い、店からのサービスの鮎の甘露煮、ビールの後はイワナの骨酒、ゴリの塩焼き、ゴリの塩焼きも初めて食べた。千曲川の川魚を堪能した。問題のウグイの味だが、ウグイはここではハヤと呼ばれていたが、川魚特有の臭みも無く美味かった。小骨の多さが少し気になったくらい。予想を遥かに超えて美味かった。6月1日を過ぎていたので取れたてので鮎が食べれるかと思ったら、ご当地の鮎の解禁日は6月24日からという事だった、少し残念。時価って大きく書かれていた鰻も食べてみたかった。この日も店を出る頃の記憶が曖昧で、どうも車中で酔って喋りまくっていたようだ。宿に着いてからの記憶はもちろん無い。

6月5日(月)この日の朝食にはビールは出なかった。宿のご主人から取れたてレタスとジャガイモのお土産を頂いて9時に宿を出発。宿のすぐ近くの土産物屋で、実家の母に栗の落雁と栗かのこを買った。帰りのルートは、長野〜松本〜安房峠〜高山〜九頭竜〜永平寺を通って帰る予定。この日も良い天気。安房トンネルを通って高山へ。安房トンネルは2回目か。バイクで走る時は安房峠を通る、道は整備されておらず穴ぼこだらけだけど。平湯を過ぎて昼ご飯に高山ラーメンを食べようと、昔国道沿いに「板蔵ラーメン」っていう結構美味い高山ラーメン屋がある事を思い出しその場所に行ったら、板蔵ラーメンは無くなって、代わりに「麺屋 惣一」というラーメン屋に代わっていた。板蔵ラーメンと大して変わらないだろうと、焼豚麺大1,080円を頼んだ。板蔵ラーメンと違うというか、高山ラーメンとかなり異なるラーメンが出てきた。醤油味にパンチが無いのと麺が縮れ麺だったのが私の思うところの高山ラーメンとの違い、不味くは無いが期待していた高山ラーメンではなかった。残念。ネットで調べると板蔵ラーメンは潰れたらしい。高山市内入らずとも手軽に食べれる高山ラーメンだったのに残念。昼食後私が運転手に、この日はビール及び他のアルコールは一滴も飲んでいないので大丈夫。高山市内はスルーして飛騨清見インターから東海北陸自動車道に乗った、途中ひるがの高原SAで休憩、岐阜名物の「ケイちゃん」「明宝ハム」などの土産を買う人もいた。白鳥西インターで高速道路を降りて九頭竜湖に向かった。九頭竜湖駅の横に有る道の駅では動いて、叫ぶ恐竜のお出迎え。道の駅でトイレ休憩。道の駅で私は晩御飯用の「舞茸ご飯」と「舞茸の天ぷら」を買った。この時「舞茸おこわ」が1つだけ残っていたので買おうか迷ったけど結局やめた。家に帰って、買ってきた「舞茸ご飯」と「舞茸の天ぷら」を食べたけど両方とも美味かった、「舞茸おこわ」も買うべきだったと、後悔。九頭竜湖の後は永平寺を横目に帰路を急ぐ。今回の長野旅は初物が多く、いつもに増して面白い旅だった。さて、来年の長野旅は如何に?

 

料理 上田市 鯉西のつけば小屋 営業中

土産 栗の落雁 栗かのこ 

   舞茸ご飯 舞茸天ぷら

   ケイちゃん 明宝ハム

ラーメン 高山 麺屋 惣一   営業中