旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

山形旅 米沢

前日というか当日の午前3時まで吉祥寺で飲んでいた。8時に目が覚めて出発の準備をして8時30分には家を出た。出発が遅かったので首都高は混んでいた。東北道を郡山インターで下りて米沢を目指す、米沢での目的は「熊文」という米沢ラーメン屋さんと上杉神社。お腹が空いている時に丁度喜多方を通過、二日酔い気味のお腹には喜多方ラーメンの塩っぱめの透き通ったスープが美味いだろと思ったが、我慢。喜多方ラーメンをスルーして一路米沢へラーメンを求めて走った。熊文が見つからない、持参した熊文の地図が小さくてよく分からない、上杉神社の近くに「鈴よし」という小さな食堂で米沢ラーメン550円を食べた。透明なスープ、(この頃東京のラーメンで透明なスープは絶滅危惧種だった)細い縮れ麺、具はシンプル。まさに私のイメージする昭和のラーメンではないか!欲を言えば、二日酔い気味の私にはもう少し味が濃い方が良かった、がスープも飲み切った。代金を支払う時に、おかみさんが「おしょうしな」と言われた、?この時はなんて言われたかわからなかったけど、後日「ありがとう」の意味だと判明した。東北の方言はしみる。昨日から風呂にも入らず汗もかいて気持ちが悪かったので小野小町ゆかりの「小野川温泉」に向かった。なるべく鄙びた共同浴場を探した。200円で入れる「尼湯」に決めた、源泉温度80度以上、湯温46度の高温泉、前に飯坂温泉で入った「鯖湖湯」よりは温度は低いがかなりの熱さ、慣れれば気持ち良いのだが、ご一緒した地元の人に断って水を入れて湯温を下げた。白河の関以北の温泉は熱い。温泉でさっぱりして「上杉神社」に参拝した。上杉廟では「東北エンゼル会」という宗教団体が静かに参られていた。山形へ向かう、路地物のさくらんぼは未だ未だらしい。再び汗を流しに山形市内にある「八百坊」という愛すべき温泉に入った、入湯料は500円。八百坊には温泉と小さな冷泉がある、この冷泉がたまらない。お湯が湯船から絶えず溢れている超源泉掛け流し。山形での晩御飯は「れんげ草」という店で、郷土料理も有り、十四代という日本酒も幾つか種類があり値段も良心的。十四代はしばらくお目にもかかっていない。

 

ラーメン 米沢ラーメン 鈴よし 営業中

温泉   米沢 小野川温泉 尼湯 200円

     山形 八百坊   500円

郷土料理 山形 れんげ草  営業中

 

山形旅 山寺(立石寺)へ

朝から曇り空、雨が降りそうなのでバイクは置いて公共交通機関を使って移動することにした。山寺に行くにはバス・電車が有るが、バスは1時間に1便有るかないかで非常に不便、電車は山形駅から20数分で行けて、電車賃は230円、おまけに山寺駅を降りた正面に山寺はある。山寺の山門をくぐると、昨日食べた玉こんにゃくが販売されていて、何処からか「クェー クェー」と何者かの鳴き声が聞こえる、鳴き声は近くの池からしていて近づいて見ると冬眠から目覚めたばかりのガマガエルの群れがいて、水中には卵も沢山見え、交尾中のカップルも何組かいた。そうこうしてるとポツリポツリと雨が降って来た、本来は雨は嫌いだが雨の山寺もありかと傘をさして山寺の長い階段を登り始めた。階段の途中には「後生車」という木の柱の中に木製の回転車が組み込まれた物が沢山置いて有り、その木製の車を回す事で死者が早くこの世に復活する事を人々が祈っているそうだ。「姥堂」の奪衣婆の像も鬼気迫る感じと何か可愛らしさも感じる、思わず手を合わせしまった。恐山でも思ったが、東北では死者をすぐ身近に感じる瞬間がある、かと言って怖い訳でも無い。こんな事を思いながら歩いていると山寺にも有る電線がなんとも邪魔。ゆっくり歩きながら納経堂・五大堂に至る、天気が良ければ五大堂からの景色は素晴らしいのだろうが、この日は雨で視界が悪かった。ぶらぶら歩いても中々しんどい山寺参拝だった。喉も乾き、お腹もすいてきたので山寺に参拝する前に目を付けていた蕎麦屋滝不動生蕎麦」に行った、目当てはビールとタクシーの運転手さんに教えてもらった「寒晒し蕎麦」。ざる蕎麦で1,000円と少し高いが香り・甘味・歯ごたえが良い気がした。山寺にも当然郵便物・宅急便は送られてくるようで郵便物配達員さんが汗を拭き拭き登ってくるのは大変そうだった。この前、比叡山を参拝した時、比叡山織田信長に焼き打ちされた時「不滅の法灯」は消されたのでは?と近くにいたお坊さんに聞いたら、織田信長から事前に焼き討ちの予告が有り、この立石寺比叡山の灯を移して不滅の法灯を守ったという事だった。調べると比叡山から移された法灯は今でも立石寺でも灯り続けているそうだ。

 

寺 山寺 立石寺

蕎麦屋 滝不動生蕎麦 ざる 1,000円

               営業中

山形へ まずは湯殿山

朝7時に家を出た、東北自動車道山形自動車道を通って一気に湯殿山に行く。このツーリングが山形旅の始まりになる、以降かなりの頻度で山形には行く事になった。湯殿山へ行く途中、山形名物の「玉こんにゃく」150円を食べる、山形の甘めの醤油をベースにしたつゆで煮た物、小振の玉こんにゃく5個が串に刺さって程よく煮込まれていた。味はまあまあって感じ。5月初旬の湯殿山周りの山々は未だたっぷりと雪を残しており、新緑と雪の白と雪崩れの跡の土塊のコントラストがなんとも言えず良い。湯殿山の広い駐車場にバイクを止めて、湯殿山神社に参拝する、歩くと30分かかると言うので登りの片道だけバスで行く事にした。湯殿山神社出羽三山の奥宮とされ古来より「語る無かれ・聞く無かれ」と戒められて来た場所。湯殿山という場所は名前響きが好きで昔から訪ねてみたかった場所。神社に着いて先ずお祓い料500円を払い、紙で作った人型で体を撫でて穢れを祓いその人型を川に流してから参拝する。川を渡るとそこからは裸足になってお参りする。人型で穢れを祓うなど初体験。湯殿山神社御神体は熱湯の湧き出る巨大な岩。岩の中から温泉が湧いている。湯殿山神社の中には「コマクサ」も咲いていた、神社からの帰りは歩いて。15分ほどで駐車場に到着する、途中「水芭蕉」の群落も見ることが出来た。大鳥居の近くに「丹生鉱泉」という温泉があり、入浴した、風呂場の中に神様が祀られており先ず神様をお参りして湯船に浸る。入湯者は私1人、神の御加護を独り占めしているようで有難いし、なんせのんびり出来た。湯殿山を後に山形市内に向かった。途中「武兵エそば」という蕎麦屋で昼食。挽きぐるみの板そばで、蕎麦の中に蕎麦の実を感じる初めての食感、お通しに出された「こごみ」のお浸しの美味い事、量も多い。蕎麦つゆも田舎にありがちな甘ったるい物で無くつゆも美味かった。この蕎麦の中に蕎麦の実を感じる蕎麦にはその後あまり出会っていない。お爺さん1人で仕事をされていたように記憶している。時間があったので「蔵王温泉」に行く。蔵王温泉の温泉街全てが硫黄の香りに包まれていた。「蔵王温泉 下湯 共同浴場」200円也。酸性度ph1.68の強酸性の温泉、このお湯で顔を洗ってはいけない、非常に目に沁みる。この浴場も板張りで東北らしさをビシビシと感じた。薄いタオルを使ってそのままにしておくとタオルがボロボロになってしまうらしい、実際使ったタオルが所々薄くなってしまった。山形市蔵王温泉の麓にある、林の中を通る西蔵王有料道路を通り山形市内に入った。 

 

名物 玉こんにゃく 5個 150円

神社 湯殿山神社

温泉 丹生鉱泉 400円

   蔵王温泉 蔵王温泉下湯 200円

蕎麦 武兵エそば 1,000円  営業中

関連図書 湯殿山麓呪い村 山村正夫

青春18切符の旅 帰り

無料の朝飯を食べて会津若松駅発8時17分の列車に乗って東京に帰る事になった、東京で荷物の受け取りがあるためとメモしてあるけど、どんな荷物だったか憶えていない、そんなに大事な物だったんだろうか?本来なら仙台駅3Fにある寿司屋横丁でぶどう海老の寿司でも摘みながら浦霞で昼酒と思っていたのに、残念。11時58分に福島駅に着いた。昼食に福島駅西口の「松月庵」という立ち食い蕎麦屋でかけ蕎麦260円を食べた、美味い!松月庵では生蕎麦を茹でていた。東京に帰る途中、時間があるので宇都宮で途中下車、こんな時青春18切符は有難い。宇都宮といえば餃子、駅ビルの中にある「来風」という店で餃子を食べることにした。生ビール中と餃子9個で880円、あまり期待もしていなかったが、旨い旨い、ジューシーな餃子で口一杯に旨さが広がる。生中お代わりして1,380円。ほろ酔いで上野まで帰った。いったい何の荷物だったのか、この頃は青春18切符の旅初心者だったので2日しか切符を使っていない、あとの3枚の切符はどうしたのだろう。

 

蕎麦屋 松月庵 福島駅西口 営業中

餃子  来風 宇都宮駅ビル 閉店

 

初 青春18切符の旅 再びの会津

朝7時に自宅を出発、池袋駅発7時30分の宇都宮行きの電車に乗る、大宮駅までは座れなかった。9時15分に宇都宮駅に着いた、宇都宮駅で下野山菜弁当700円と缶ビール300円で朝飯、宇都宮駅から見える山々はもう雪化粧をしていた、12月も半ば当然か。宇都宮近くまで電車の向きによっては冠雪した富士山を見ることができた、こんなところで富士山を見れた事に驚いた。バイクに乗れない冬、暇つぶしに始めた青春18切符の旅は今も続いている。宇都宮・黒磯・郡山と電車を乗り継ぎ12時54分会津若松に着いた。電車の中では本でも読もうと思っていたが、酔っぱらい3人組がうるさくて読めなかった。会津若松手前の猪苗代湖では凄い霧が出ていた。会津若松駅に降りて当てもなくぶらぶら散策。造り酒屋や和蝋燭の店など見て回った。今日の宿の駅前フジグランドホテルには15時に到着。会津散策中に冷たい雨に降られた。晩御飯は前回バイクで来た時に行った焼き鳥屋天竜に行った、肉大きめの焼き鳥と飛露喜他日本酒3合で4,000円。締めは、会津駅の駅蕎麦屋でかけ蕎麦を食べた。ホテル併設の温泉に入って良い気分で眠った。冬の北国には日常を超えた魅力がある。雪が降るとなお良いのだがこの日は雪が降ることは無かった。

 

駅弁 宇都宮駅 下野山菜弁当  

駅そば 会津若松駅

南部鉄瓶ゲット

盛岡の朝、曇り。無料の朝食 パン・スープ・コーヒーをいただき、9時にホテルを出た、朝早い為盛岡市内で南部鉄瓶は探せず。前から気になっていたラーメン屋「中河」を南部鉄瓶探しの時に見つけた。しかしながら、時間が早かった、ラーメンはあきらめて、国道4号線で平泉・中尊寺を目指した。中尊寺を参拝、金色堂は思っていたより小さく、輝きも感じ無かった。昼食を摂ろうと一関へ向かった。その途中南部鉄瓶製造販売店の「和秋」という店を見つけた、南部鉄瓶18,500円を15,000円にして貰い購入。和秋さんの鉄瓶は、持ち手のところに木で出来たカバーが付いていて持ち手が熱くならず使いやすい、長年使っているので持ち手の木のひび割れを修理し、注ぎ口がだいぶ錆びて欠けてしまったけど今も使っている。和秋では工場の中も見せてもらった。昼食を和秋の店員さんに聞いて「直利庵」に行った。直利庵の蕎麦は一人前の量も多く、麺も太く細めのうどん位の太さだった。私は盛りそばの並を頼んだが、大盛りの人が多い気がした。うどんっぽい蕎麦って感じ。昼食の後、行きたかった「達谷窟 たっこくのいわや」に行った。私は阿弖流為の大ファンである。阿弖流為の根城である達谷窟に行かない訳にはいかない。達谷窟の管理者に話を聞いたが、阿弖流為・エミシが悪物になっていた。自分達の先祖はエミシではなかろうかと思うに、坂上田村麿をありがたかっている、不可解。昨年、若狭の寺を訪ねた時に阿弖流為の名を記した柱を見た。今の東北人の阿弖流為に対する印象を聞いてみたい。

 

南部鉄瓶 和秋  営業中

蕎麦   直利庵 営業中

小説   火怨 高原克彦 漫画もあった

東北ツーリング 下北半島一周して盛岡へ

むつグランドホテルの朝食、イカ刺し・ホタテの刺身有りご飯を2杯食べてしまった。出発の準備をしてホテルのロビーに降りると喫茶店 古井戸のマスターに会った見送り?と思いきや、毎朝むつグランドホテルの温泉に来ているとの事、羨ましい限りです。出発時には小雨がパラパラ、寒立馬で有名な尻屋崎に向かった。尻屋崎に向かう道は真っ直ぐな道が多い、薄日が差すとおもわずヘラヘラしてしまう。尻屋崎には寒立馬は居なくて馬糞ばかりが残っていた。尻屋崎を後に下北半島一周に出発。尻屋崎から大畑・大間・佐井・仏ヶ浦・脇野沢・川内・大湊、田名部で、下北半島一周。途中下風呂温泉で「大湯」に入った。下風呂は中学生の時釣りに来た事はあったが温泉には入っていない。入浴料は部外者なので300円。風呂桶は魚を生かしておく生簀のような物、あと板張りの洗い場だった、青森名産のヒバの板だったのか?とにかく熱い温泉、風呂桶は2つある、熱い湯と温い湯しかし、両方熱い!地元の人に訊いたら温い湯は水で冷ましても良いらしい、熱い湯は入れはするが3秒もたず、源泉の温度は66度との事。下風呂温泉で茹で上がって大間に到着、大間ではカモメに南部せんべいをあげた。この頃は風景を楽しむより走る方が楽しかった。今水上勉飢餓海峡を再読しているが、下北半島が舞台になっており、本を読みながらこのツーリングも懐かしく思っている。昔住んでいた大湊町宇田の自衛隊官舎を見に行ったが、マッチ箱のような官舎は姿を消しアパートに変わっていた、そこから見える風景は中学生の頃とあまり変わらない。この日大湊はお祭りらしく大きな山車を見た。大湊から下北半島の東を通って盛岡を目指した。東通村の「田や」という蕎麦屋で昼食、おろし蕎麦830円を食べた、美味かった、新蕎麦の頃来てみたいが下北半島は遠い。海岸沿いの真っ直ぐな道を進んで八戸で一休み、八戸が立派な街になっていた事に驚く。16時30分には「盛岡ニューシティホテル」に到着、シャワーを浴びて街に繰り出す。このツーリングの目的の一つに「南部鉄瓶を買う」というのが有り盛岡の街中を南部鉄瓶求めて彷徨いた。デパートなんかにはあるのだろうけど、南部鉄瓶を作っている所で買いたかった。歩き疲れてビールを求めて「ナンブハンナガヤサカバ」という居酒屋に落ち着いた。味はぼちぼち何を食べたか覚えていない。小腹がすいていたので盛岡駅の駅蕎麦 かけ蕎麦280円を食べた、味が薄くて今ひとつ。コンビニでお茶を買ってホテルに帰った。盛岡市内の南部鉄瓶製作所の情報を集めておくべきだった、残念。この当時アイホンなどまだ無かった。

 

蕎麦 田や 東通村村 営業中

居酒屋 南部藩長屋酒場 盛岡 営業中

温泉 下風呂温泉 大湯 残念閉館

駅蕎麦 盛岡駅 何軒か営業中

ホテル 盛岡ニューシティホテル 営業中

小説  飢餓海峡 水上勉