旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

さよなら、そしてありがとうBMW K1200S

2024年7月21日(日)梅雨も開け久しぶりにK1200Sでちょいツーリングに出かけた。神鍋高原を経由して日本海に出て鳥取県に入って9号線で戻る途中の湯村温泉でひとっ風呂、出石で蕎麦でも食べて帰ってこようと思っていた。ガソリンを入れて神鍋高原の道の駅を目指した、1時間ほどで着く予定。前を走る車の速度に合わせて走る。天気は快晴、未だそんなに暑くは無い。円山川に沿って走る、バイクは快調そのもの。予定通り神鍋高原の道の駅に到着した。先ずはトイレへ。何かイベントをやっていた、27時間TVの関連イベントのようだ。トイレから出ると茹でたてのとうもろこしの1/5カットを勧められたのでの、喜んでいただいた。私が貰ったとうもろこしの横のやつの方が大きいのに、などと思いながら。この時期の神鍋高原の朝どりの茹でたてとうもろこしが美味く無いはずがない、ハニーバンタムのように甘過ぎず、ほど良い甘さととうもろこしの香りを楽しんだ。奥歯に挟まったとうもろこしには暫く悩まされたが。神鍋高原の道の駅から村岡へ向かう途中の長いトンネルが暑い時にはパラダイスだ。この時も寒いくらい、束の間の寒さを楽しんでいた。気持ちの良いワインディングが続く、村岡に着く少し前にABSのワーニングランプが点いている事に気づいた。時々有る事、バイクを止めて、エンジンを切ってもう一度エンジンをかける、何時もならこれでワーニングランプはきえるのだが、今日は消えずにずっと点滅してる。この時はあまり気にもせず、矢田川沿いを走り始めた。香美町から日本海沿いを鳥取県に向かって走る。矢田川沿いを走っていると川に入って竹竿で川面をバシャバシャ叩いている人がいた、何をしているのか見てみようとブレーキをかけた、止まらなかった。実際には多少ブレーキは効いたと思う、実際その後慣れてくると何とか止まれるようにはなったので。自分のブレーキの感覚と実際のブレーキの効きにかなりのギャップが有ったから、ブレーキの効きを感じることが出来なかったのだろう。止まろうと思った所より3メートルほど先で何とか止まった、両足で踏ん張り足ブレーキも併用した。川で漁をされていたのは腰までのゴム長を履いたお爺さんだった。何を獲っているのか尋ねると鮎だ、との返事。お爺さんが竹竿で水面を叩いている少し先に網が仕掛けてあった。写真を撮っても良いかと尋ねると、御苦労様、良いよとの返事、ポーズまでしてくれた。ありがとうございますと、私。網の中を見ると獲物は入って無かったように見えた。引き返す事にした、最初の頃はスピードも出さず、後続車が来たら左にウィンカーを出して後続車を先行させて走っていた。慣れてくるとギヤを1速まで落としていって最後にブレーキレバーを握りしめる、普通ならタイヤがロックする程の握力で、そうするとなんとか止まる事がわかった。何とか無事帰宅、直ちにバイク屋さんに電話した。ABSの修理にはブレーキアッセイの交換かブレーキアッセイのドイツ送りかABSを解除するか。いずれにせよ金もかかるし時間もかかる。予定では来年の車検時にバイクを乗り換えようと思っていたのだが、1年早まってしまった。予定が早まったのでバイクを買う金が未だ貯まっていない、今もホンダのCRF250Lを買うのに嫁から44万円ほど借りて返済している最中だ。残金は7万円ほど、昨日バイト代が6万円入ったので1万円プラスしてホンダの借金を完済して、新たにBMWR1250RSの借金を申し込んだ。幾ら借りなければならないか?未だ中古車を探してもらっているので分からないが何とか借りれそうだ。BMW K1200Sは東京に住んでいた時に買ったので10年以上乗っている。主に東北ツーリングで乗ったバイクだ。少々寂しいが次のバイクも楽しみだし、多分最後の大型バイクになるだろう。2回程立ちごけしたK1200Sだけど167馬力で初めての4気筒バイク、ありがとうございました。さて今日からバイク代稼ぎのバイト再開だ。

猫鼻温泉の管理人に驚き、感動する

猫鼻温泉を目指すが、いまひとつ場所が不安なためネットで連絡先を調べて連絡した、場所は小谷村の道の駅を過ぎたところに看板が立っているのでそれを目印に来てくれとの事。猫鼻温泉の前に「道の駅おたり」で一休みと土産探し。随分前に道の駅おたりに来たのだが、、昔と道が変わった気がしたが気のせいだったのだろうか?道の駅おたりの滞在時間は15分ほどで猫鼻温泉に向かう、道の駅おたりからすぐのところ、左手に手作りの小さな案内板を見つけた。猫鼻温泉は国道148号線を少し下ったところにあった。調べてみると正式には「湯原温泉 猫鼻の湯」という。更に、2020年12月3日に火災があり昔の建物は全焼してしまったようだ。蕎麦屋のお姉さんは全焼する前の猫鼻温泉に来たという事か。今は手作り感満載の、男湯・女湯・家族風呂の3つの風呂があり、キャンプ場も併設されている。これまた手作り感満載の小屋で入浴料500円を管理人さんに払った。この時は客は未だ私達3人のみ。管理人さんが、女湯の方が綺麗だから、客も居ないしこっちに入んな、とのたまった。ええのかー?と思いつつ女湯に入った。なるほど、紫陽花の花が窓際にこじんまりと咲いていた、女湯には湯船が2つ充分に女湯と紫陽花を楽しんだ。その後男湯に移動。確かに男湯には紫陽花の花は無かった。女湯・男湯共に露天風呂、内湯があり、姫川の景色を眺めながら湯を楽しむことが出来る。湯温は入った時は少し熱いかと思ったが、すぐに慣れた。残念ながら家族風呂には入っていない。風呂上がりはビールだろうけど、私は運転手、コカコーラでは無い、コーラを買った、他の2人は缶ビール。そこで管理人さんと話し始めた。夫婦連れのお客さんが来た、女湯に入っている時じゃなくて良かった。この管理人さん本来、居ないことが多いらしいことがわかった。管理人さんが不在の時は、入浴料500円を払い、お釣りがいる時は勝手に客がお釣りを料金入れから取る。ビール・コーラは冷蔵庫に入っているので客はお金を払って自分で冷蔵庫から飲み物を出して飲む、お釣りは自分で取る。食べ物も売っているが同じシステムで買う。この日は私達が連絡したので管理人さんは来てくれたようだった。この管理人さん、人を疑うことが無いのか?性善説を本当に信じている?有料の飲み物が有るのにタダのペットボトルのお茶を勧め、自分達のご飯の炊き込みご飯・蕨の炊いたものを私達に食べて行けという。管理人さん、昔は村の駐在さんで今は禅宗のお坊さんをされているみたい。年齢はなんと、95歳!背筋は真っ直ぐ伸びている。こんな95歳ならなってもいいかと思ってしまう。管理人さんが書いた色紙も色々見せて貰った、その中の一つに「先祖は木の根 親は木の幹 子孫は枝葉なり 根や幹を大切にしないと枝葉は茂らない」というのがあった。私は今、木の幹であり枝葉でも有る、何やら心にしみた。管理人さんには、お金を盗まれた事は無いのかとは訊いてはいないが、もし訊いたら何て答えたのだろうか?少し気になる。お土産に「姫川薬石」という物を買った、風呂に入れて使っている。さてあとは無事帰るだけ、猫鼻温泉を後にした。

 

温泉 湯原温泉 猫鼻の湯 500円  営業中

土産 姫川薬石 低ラジウム石 風呂に入れる

猫鼻温泉 本当のほったらかし温泉に感動する少し前

2024年6月9日(日) 軽い二日酔いで目が覚めた。今日も朝風呂でスッキリ。朝ご飯もおかわりして腹八分に。食事前に昨晩一緒に呑んだ某車メーカー陸上部コーチに挨拶とパリオリンピック頑張るようエールを送った。今日は帰宅する日。先ずは、土産の野沢菜を求めて飯山と野沢温泉を目指す、両方とも野沢菜を買う為に。飯山市瑞穂では「みずほ食品」の野沢菜の浅漬けを購入、その足で野沢温泉へ、温泉街の土産物屋で野沢菜のわさび漬けを購入、私はみずほ食品の野沢菜のみ購入。みずほ食品の工場前には生の野沢菜が山積みにされていた、私達には社長自らが対応してくれた。みずほ食品で漬けられる野沢菜は長野県産ではあるが、季節により栽培する場所を変えて一年中野沢菜を漬けているという事だった。いま漬けている野沢菜は飯山産では無い所の野沢菜を使っていると言っていたような?気がする。後日、みずほ食品の野沢菜を食べたが、初めて野沢菜を家で食べて美味しいと思った。更に、初めて土産の野沢菜漬けを完食した。野沢温泉を後に昼飯を求めて鬼無里に向かう、蕎麦屋くらいあるだろうという甘い考えで。ネットで調べてみると何軒か蕎麦屋はあったが見つけられなかった。仕方なく、鬼無里街道をひた走り白馬を目指す、流石に白馬には蕎麦屋くらいあるだろうと。国道148号線に出た、正面に白馬のジャンプ台が見えた。国道に出て白馬駅の方に左折、するとすぐに「松庵」という蕎麦屋を見つけた。メンバー2人は早速生ビールを頼んでいる。私は冷たい蕎麦茶を頂き、おろし蕎麦 900円を頼んだ。松庵の蕎麦は9割蕎麦で細打ちらしい。久しぶりの生わさび本当に生わさびは久しぶり、と辛味大根のおろし、清冽な辛味が喉から鼻に抜けた。麺も細打ちでいてコシがあり美味い蕎麦だった。蕎麦湯も頼んだけど、開店して間がないのであまり期待していなかったが、蕎麦粉を足したのか?とろみのある香り高い蕎麦湯が出てきた、日本酒が呑めればいいのになぁ、と思いつつ。この後に寄る予定の「ねこはな温泉」を調べるのに、ねこはな温泉に行った事のあるメンバーにキャトフラワー温泉ですね?と確認すると、そうだとの返事。すかさず、女性の店員さんから、いいえ、キャトノーズですよと訂正が入った。17年程前に「猫鼻温泉」に行ったことがあるという話だった。松庵を後に糸魚川に向かう。途中、「藤森酒店」に寄り道をした、私の嫁への土産のワインを買うために。五一ワインの少し高めの赤ワイン、葡萄種はメルローを買った。長野県なのでシードル欲しいなぁと探してみると、高校生が醸造した甘口のシードルがあった、しかし辛口が良い。甘口シードルの横に「リュードヴァンシードル」というシードルを見つけて購入。リュードバンシードルは長野県東御市産のりんご・ふじを使って作ったシードル。後日ワインとシードルを飲んだけど、やはり3,000円クラスのワインなら国産でも美味い、香りも良い。国産ワインの難点は醸造量は少ないので割高になること。先日地元のワイン屋でワインも値上がりしたねーって言うと、ワイン自体も入って来なくなったという事。国産ワインの醸造量を増やしてもう少しリーズナブルにして欲しいものだ。キャトノーズ温泉を目指す。

 

土産 野沢菜 飯山市 みずほ食品 営業中

   ワイン他 白馬村 藤森酒店 営業中

蕎麦      白馬村 松庵   営業中

 

信州手作りチーズたっぷりカレーを堪能して万座温泉へ!

2024年6月8日(土)二日酔いの喉の渇きで目が覚めた。部屋は3人雑魚寝。私以外の2人は夜中に何度もトイレに行っていた、寝不足やー。前立腺肥大?過活動膀胱?おふたりには泌尿器科で薬を処方してもらう事をお勧めした。カーテンの隙間が明るい、時間を見るともうすぐ5時。朝風呂に入ってスッキリしようと地下の男風呂に向かった。貧乏性なのか、風呂の電気がもったいなくて灯り無しで入浴した。暫くするとメンバーの1人が風呂の灯りを点け入って来た。色々話しているうちに、朝飯前に近くの峰の原スキー場に行こうか?行きますか?と話しがまとまり宿を出た。峰の原スキー場は宿から車で5分ほど。ほぼ雲ひとつ無い快晴の信州の空。今も営業しているのだろうか?バブル時代流行ったペンションが沢山有る。峰の原スキー場からは北アルプス・北信五岳が見える、今車山に居れば富士山が見えたかもしれない。目の前には今流行りのグランピングのテントが有り、その近くには所謂テントが幾つか設営されていた。足元には名称不明の黄色い花が朝日の下元気一杯咲いていた。1台のロードタイプの自転車がやって来た、肩で息をしていた、下から自転車でやって来た?スーパーマンのように思える。甲斐犬?を連れた男性、ストックを使って散歩する女性たち、我々と同じ種類の人達に安心した。朝の日差しと冷たい空気を堪能して宿に戻る、昨晩、お腹一杯食べたのにお腹が空いている。当然ご飯はおかわりして完食。さて今日は何処に行こうか?と相談した。結果、私お勧めの万座温泉・日進館へ行く事に。去年の轍を踏む事無いよう、宿近くのガソリンスタンドで燃料を満タンにした。菅平口から鳥居峠を通って嬬恋パノラマライン・万座温泉ハイウェイを経由して万座温泉・日進館に到着のはずが曲がる所を間違えてしまった。なんとか目的地の万座温泉・日進館に到着、10年ほど前にバイクで来た事があったが、人、特に62歳の記憶は当てにならない、記憶と少し違う日進館だった。入浴料は1,000円で、内湯と少し離れた所にある露天風呂に入ることができる。前に来た時は露天風呂には入っていない、そもそもあったのか?先ずは内湯にゆっくり入り、露天風呂に入った。露天風呂で嫌な予感が。内湯では感じなかったピリピリした感じを太ももあたりに感じた。案の定太ももが、かぶれたように赤くなってしまった。草津温泉でも経験済みなので大したことないけど、暫くすると痒くなるのが問題では有る。後日フルコートを塗布して完治した。しかし、それでも硫黄臭の強い温泉は良い、温泉に入っているって気がする。万座温泉を後に、本来なら志賀草津道路を通って熊の湯に入って、山田牧場・松川渓谷に向かう予定だったが、万座温泉から松川渓谷に向かう道があったのでそちらに向かった。途中少し広い場所があったので、止まってみると、真正面に横手山が見えた。昼ご飯を求めて走る、山田牧場・スキー場に食堂があるという事で山田牧場を目指した。山田牧場には何軒か食堂がありその中の「見晴茶屋」に入った。私は見晴茶屋で作ったチーズを使った焼きチーズカレー1,100円を頂いた。チーズたっぷりでチーズ好きには堪らないカレーだった。残りメンバー2人はといえば、先ずはビール!それから旬の根曲竹の味噌汁ともつ煮を楽しんでいた。鯖缶の入った根曲竹の味噌汁を分けてもらったけど、美味かった。家で根曲竹の味噌汁を作ったのだが、鯖の味噌煮の缶詰めを使ったのが間違いで、今回の鯖の水煮を使った根曲竹の味噌汁は鯖の出汁がよく分かり美味かった。回りにはBMWのゼッケンを付けた人達が10人程いた、BMWのGSでのライディングスクールでもやっていたのだろう。山田牧場を後に宿を目指す。宿の主人から根曲竹を買って来るよう指示を受けている。未だミッションをクリアしていない。昨年行った雷滝を越え、八滝の前に「八滝もみじ亭」といううどん屋さんを見つけた。そこには根曲竹の文字が!確認すべく、店に入った。宿の主人のミッションコンプリート。中野まで下り、中野の道の駅で蕎麦の実を買った、昨日宿で出た蕎麦の実と山芋の蕎麦つゆびたしを家で作るために。信州中野インターから高速道路に乗って須坂長野東インターで降りて宿に帰った。本当は風呂に入らずそのまま生ビールを飲みたかったが、宿の主人からサウナ風呂に入れるようにしたから、風呂に入ってから晩御飯の指示を受けた、主人の指示には従わなければならない。サウナが気持ち良くなった頃に主人が呼びに来た。根曲竹はアルミホイルに巻かれて焼かれていた。今日は晩御飯の時、フランスオリンピックに出場する陸上選手のコーチがいるから紹介してやる、との主人のお言葉。そのコーチ自身も元陸上選手で、大学時代は箱根駅伝に3回1区で出場した事もあるという事だった。因みに私は全く陸上競技に興味がない。しかし、この宿で会った陸上選手は応援している。東京オリンピックの時は違う陸上選手達とこの宿で会ったので応援したのだが結果は残念だった。陸上競技について、そのコーチに色々質問している間に酒が進んでしまいこの辺りからの記憶が怪しい。今日も夕食は完食して、たらふくビール・どなんアルコール度数60度を飲んでしまった。

 

食事 長野県山田牧場 見晴茶屋 営業中

土産 長野県八滝   八滝もみじ亭 営業中

温泉 万座温泉 日進館  営業中

信州路・車山から富士山を見たい!

2024年6月7日(金)信州上田の菅平を目指して出発。天気は良い。いつものように、舞鶴自動車道→北陸道名神高速道路→中央自動車道経由で。やはり、名神高速道路の工事渋滞に捕まった。7キロ1時間20分!東海北陸自動車道との合流地点で。結局何の工事をやっているのか?だった。恵那峡サービスエリアで昼飯、食べた後、何時も後悔する富山ブラックラーメンを食べてしまった。富山の本筋のブラックラーメンとは全く別物なのに。ここで運転手交代、私が運転することに、この後、家に帰るまで私が運転することになる。何時もは、お酒が飲めないメンバーがいるので、その下戸さんに運転は任せていた。総走行距離1300キロ弱のうち1100キロは私が運転した事になった。とはいえ、運転は嫌いではないので大丈夫。中央自動車道駒ヶ根インター辺りから見えた木曽駒ヶ岳にはまだまだ雪が残っていた。さて、何処に行こうかという事になり、メンバー3人で話し合った結果、今回来れなかった下戸の元メンバーが富士山を見たいと言っていたので、富士山の見える場所に行こう!という事になった。諏訪インターで高速を降りて国道152号線・大門街道・ビーナスラインを通って車山に向かった。車山は霧ヶ峰の主峰である。会社時代にはビーナスライン沿いに有る会社の保養所に泊まり、よく車山スキー場に来た。車山スキー場の頂上がリフトから降りると蒼く光っていて、それがスキーのエッジを立てても滑り落ちて行く巨大な氷の塊とわかった時は、かなり怖かったのを覚えている。車を霧ヶ峰の駐車場に停め、5分ほど歩いて見晴らしの良い場所に来た。晴れと曇りがせめぎ合っていた。結果、富士山は見えなかった、残念。富士山の方向をじっと見つめていると空の高い所に富士山の頂上が見える気がしてくるので不思議である。あんな高い所に山の頂上があるわけがない。記念に近くにあった霧鐘塔で鐘を鳴らした。下戸さんには残念ながら、富士山は見えなかったとメールした。霧ヶ峰の駐車場にはバイクで何度か来ていたので、景色は覚えていた。大門街道を北上して上田・菅平を目指した。大門街道から上州街道を経て菅平の今日の宿に到着。この宿はメンバー2人の定宿で30年以上の付き合いになるらしい。私は今回で3回目の宿泊になる。私としては、直ちに生ビールを飲みたかったが、部屋に入って、大浴場へ。今回はサウナ風呂も稼働していた。汗はあまりかいていないがまず汗を流して、広い湯船に浸かる。広い風呂は最高!などと心の中で叫び乍ら、久しぶりのサウナ風呂に入る。残念ながら水風呂は用意されていなかった。3回ほどサウナに入って、直接食堂へ。念願の今日初めてのビール、生ビール。一杯目はふた口で飲み干す、本当はひと口で飲み干すつもりだったのだが。3杯目からは御主人に生ビールの注ぎ方を教えてもらい、自分で注ぐ、ついでに他のメンバーの生ビールも注ぐ。晩御飯のメインは馬刺し、ニンニクたっぷり醤油でいただく。最近再開した、遺跡発掘と葡萄園の肉体労働系のバイトの為かやたらと腹が減る。この宿に来てから初めて料理を完食した。ビールの後は日本酒を常温で何杯か呑んだ。この辺りからの記憶が曖昧になっている。明日は何処に行くのやら。

旅先で出会った美味い物 岩手県編

蕎麦 一ノ関 直利庵 市役所の近くにある。南部鉄瓶を買った店で聞いた蕎麦屋。もり蕎麦が当時500円。太麺で量も多かった。調べたら、青葉直利庵というのが正式名称だった。

  

  一ノ関 はな もり蕎麦830円 蕎麦の香りも良く、味も良し。鉄道旅で一ノ関駅で途下車して食べた。

 

  平泉 中尊寺駐車場 泉橋庵 山かけ蕎麦を食べた。900円腹ペコだったのでとても美味かった。バイクで奥の細道を辿った時に食べた、

 

3店舗とも営業してます。ちなみに、青葉直利庵を教えていただいた南部鉄瓶屋さんは工房 和秋わしゅうという店。当時18,900円の鉄瓶を15,000円にまけてもらった。その時買った南部鉄瓶は今も使っている。鉄瓶の注ぎ口は錆て欠けてしまったが。

 

郷土料理 南部藩ナガヤ酒場 料理よりも日本酒が印象に残っている。あさ開七福神・月の輪。今は臨時休業中

 

この店ではないが、生まれて初めてホヤなる物を食べたのは盛岡の居酒屋だった。店長曰く、生ホヤは癖が強いので、先ずはホヤの塩辛から食べて見ろと。ホヤの塩辛は日本酒に合う!という事で生ホヤも食べるが癖など微塵も無い、確か酢の物だったと思う。北海道札幌の氷雪の門という店でも水ホヤという料理を食べた。今でもホヤは好物だ。

 

 

ラーメン 中河 岩手医大の近くにある。メニューは中華そばしか無く、座れば中 華そばが出て来る。昔ながらの美味い中華そば。当時中華そば一杯550円。今もやっている。

 

遠野にも泊まったのだけど、何処で何を食べたか記録に無かった。食べ物ではないが、印象に残っているのが、平泉の達谷窟(たっこくのいわや)阿弖流為の根城とされている。

    

     

 

旅先で出会った美味い物 青森県編

蕎麦 下北郡 そば処 田や

 

青森県で食べた蕎麦でメモしていたのは一軒だけ。バイクで下北半島を走っていた時、蕎麦畑に一面白い蕎麦の花が咲いていて、入った店。おろし蕎麦830円。麺柔らかめの津軽蕎麦も食べてみたい。

 

ラーメン むつ市大畑町 丸美屋

     六カ所村 さつき食堂

大畑町で食べたラーメンが昭和っぽい中華そばで美味かった、ラーメンに大きな麩が入っていた、初体験だった。さつき食堂ではボリュームいっぱいの味噌ラーメンを食べた、肌寒い日だったので熱いラーメンスープで助かった。いつか、青森のジャコ出汁のラーメンを食べたい。

 

居酒屋 青森市 いし乃

    むつ市大湊 酒菜屋

    西津軽郡 福寿草

    浅虫温泉 マグロ丼 鶴亀屋食堂

青森県はお酒も美味い、いし乃ではメニューに無い鱈の白子鍋を作ってもらった。酒菜屋ではフジツボを初めて食べた。福寿草ドライブインなのだが、イカ刺し、イカの一夜干しが美味くて安かった。浅虫温泉に入って教えてもらった鶴亀食堂はテレビによく出る店だった、マグロと雲丹の丼でお腹いっぱいになった。マグロと雲丹が多すぎてなかなか御飯にたどりつかないという驚きの丼だった。青森でよく飲んだ酒は、田酒・豊盃。