旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

富山 五箇山・石川 禄剛崎・長野 崖の湯ツーリング

2016年8月4日〜8月7日まで3泊4日のツーリングに出た。東京からやって来るE氏とはまたまた長野自動車道の緑湖パーキングエリアで待ち合わせ。緑湖パーキングから松本まで行って国道158号経由で平湯温泉福地温泉を経て白川郷平瀬温泉白川荘に向かった。白川荘は白川郷で唯一の合掌造りの温泉民宿のようだ。白川荘に行く前に、近くにある「大白川温泉 しらみずの湯」入湯料600円に入る、どうもこのしらみずの湯と同じ温泉が白川荘にひかれているらしい。しらみずの湯は熱めのスッキリした透明感のあるサラサラした気持ちの良い泉質だった。白川荘に行ってみると合掌造りの古い宿、かなり年季が入っている。8月4日の夏真っ盛りだけど、クーラーは無い、しかし扇風機を回すと寒いくらいだ。白川荘の晩御飯、温泉ともに良かった。しかしながら、真冬に雪の多いこの地域で、かなり隙間の多い白川荘はどの様にして暖を取っているのか、心配するし、興味がある。冬に冒険で来ても良いかも?翌日は下道を使って能登半島先端の禄剛崎を目指す。せっかく白川郷に来たのだから白川郷の合掌造り集落を見に行く、今から思うイメージだけどやたらお金を徴収される所、なんか面倒臭かった。なので、白川郷はスルーして五箇山の合掌造り集落に行った。途中、路端の酒屋で富山の地酒のワンカップを3種類ほど買った。五箇山の合掌造り集落は白川郷ほど観光地化していなくてとても良かった。偶々合掌造りの家の藁葺き屋根の葺き替えをしていたので、作業をしている人に藁葺き屋根の葺き替えはいくらぐらいお金がかかるのか尋ねたら、本当なら2,000万くらいかかるけど、国から補助が出るので、手出しは200万ほどとの返事。でも大金。又合掌造りの家の便所の下の 土を集めて火薬を作っていたという話も聞いた。人に白川郷五箇山どっちに行けば良いか聞かれたら迷わず、五箇山と答える。五箇山には相倉合掌造り集落と菅沼合掌造り集落の2つの集落がある。五箇山を後に能登半島を目指す。能登半島に来るといつも思うのだけれど、結構遠い、というかかなり遠い。自動車道も使うけど遠い、特に今回は下道を使ったので尚更。この年の夏も暑かった、飲んだ水分がすぐに汗に変わる。昼食は宝達志水町で食べた、何を食べたかメモにない。魚の定食だったかなぁ?道の駅 千枚田ポケットパークでひと休み、ポケットパークから見る、白米千枚田は海岸からせりあがった斜面に小さな田んぼが、幾つも並んでいた、本当に千枚、田んぼがあるみたい。松本清張の小説に能登金剛を舞台にした話があった事を思い出したけどもう遅い。まだ明るいうち、本日の宿「狼煙館」に到着、気持ち悪い汗を早く流したい、宿帳を書いてすぐに温泉に入る、この宿の温泉は禄剛崎温泉の元湯だった。良い温泉だったので身体の芯から温まり汗が引かない、おまけに宿のクーラーの調子が悪い、またまた汗だく。夕食はガシラの塩焼き、釣りもしているので、ガシラも釣って食べるのだけれど、主に唐揚げで食べる。塩焼きは初めてで、思ったより美味かった。後は、刺身、魚種は不明。海藻のしゃぶしゃぶ、海藻の種類は不明、地の雲丹、岩牡蠣と大満足。夜空を見上げると満天の星、宿の前の海にはまだ小さなサヨリが湧いていた。次の日の朝、日の出時分に禄剛崎灯台に行った。その日は天気も良く日本海を一望しつつ朝日を拝んだ。しかしながら、日本海側にある禄剛崎灯台は朝日よりもやはり夕日の方が綺麗なのだろうか?ネットによると、朝日も夕日も両方見れる場所らしい。夕日も見てみたい。翌日は珠洲を通った、昔珠洲焼きを買いに来た事を思い出した。本日の宿は塩尻能登半島から松本・塩尻はかなり時間がかかるのでこの日は高速道路を使うことにした。それでも、能登半島を脱したのは昼の12時を過ぎていた。昼食は氷見の道の駅でブラックラーメンを食べる。この時はブラックラーメンってこんなもんかと思ったけど、後に富山の「西山大喜」というブラックラーメン屋?で富山ブラックラーメンを食べた時はビックリした、シナチクは多分塩抜きしていない?しょっぱ過ぎ、一緒に行った友人はこのシナチクはあり得んと怒っていた。でも次に富山ブラックラーメンを食べるなら又西山大喜に行きたいと思う、スープは全部は飲めないし、飲まない方がいいと思うけど。氷見から更に高速で糸魚川に、糸魚川にある国道沿いのヒスイ屋さんでついついヒスイの原石を買ってしまった、手に馴染む形はしているが、7,000円。高いなぁと思ったが、その石は今でも机の上にある。ペーパーウェイトとして時々使っている。糸魚川から松本を経て塩尻に向かう。安曇野で渋滞に遭う、暑い。崖の湯「薬師平茜宿」という本日の宿に着いて宿帳を書いてすぐに温泉に入る。今日の宿は、日本秘湯を守る会に属していた、なかなか日本秘湯を守る会の宿に泊まる機会は無い、柔らかな優しい湯で湯温も熱すぎず、ぬるくなく丁度良い。温泉に浸かりながら頭の中は、よく冷えた白ワインで一杯に。晩御飯は、牛肉のステーキ、鮎の塩焼き、信州サーモン・鯉の刺身、手打ち蕎麦、新生姜ご飯などなど大満足。酔っ払って宿の屋根裏を見せてもらい、寝転んでいた事など翌朝すっかり忘れていた。薬師平茜宿の屋根裏は釘を使っていない工法だったと思う。翌朝も1時間ほど温泉に浸かっていた。帰りは中津川まで下道で、後は高速道路を走って帰る、昼過ぎには家に着いた。

 

宿 白川郷平瀬温泉白川荘 営業中

  能登半島禄剛崎 狼煙館 営業中

  塩尻 崖の湯 薬師平茜宿 営業中

ラーメン 西山大喜 富山ブラックラーメン 

     営業中 参考まで

参考書 松本清張 ゼロの焦点