旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

奥の細道ツーリング パート2 新潟・出雲崎

2023年6月13日(火)7時に家を出た、昨年秋に行った奥の細道ツーリングのパート2に出発。今回の予定は、1日目に先ずは、新潟県出雲崎芭蕉園に行き、そこから南下して親不知で1泊し、翌日、市振・倶利伽羅峠・那谷寺・山中温泉鶴仙渓、最後に大津の義仲寺へ行く1泊2日の予定。前回のように、予定は未定でオマケに梅雨の走りで雨の心配も有る。待ち合わせは北陸道富山県・呉羽パーキングエリアに11時集合。前日地図で確認したら自宅から呉羽パーキングエリアまで243キロ、3時間有れば着けると読んだ。時間は有るので、途中のサービスエリア・パーキングエリアに停まって記念スタンプを集める事にした。呉羽サービスエリア迄に停まったSA・PA福井県杉津PA・南条SA・女形PA・待ち合わせの呉羽PA。バイクの距離を示すカウンターが243キロを超えても呉羽SAは現れない、時間は10時30分を過ぎていた、少々スピードを上げる、呉羽PAを見過ごしたか?と不安にもなる。10時50分過ぎに呉羽PAの看板発見、一安心。無事5分前に集合場所に到着する事が出来た。相方は私の到着する5分前に着いていたとの事。この時再度自宅から呉羽PA迄の距離を調べると314キロ有り所要時間4時間となっていた。呉羽PAから出雲崎迄は200キロ。柏崎インターで北陸道を降りて給油と昼ご飯。ガソリンスタンドの近くに「ラーメン弐豚」を見つけた。14時だというのに席はほぼ満席、豚そばの肉1枚830円を頼んだ。ラーメンが出てきてびっくり。麺は味噌煮込みうどんより少し細いくらいの太さの麺で量も多い、肉は塊でドンと入っている、バラ肉の塊なので肉のほぼ半分は脂身。完食出来るか?麺が延びる前に食べなければと麺にかぶりつく。結果、ぜんぜん問題なく美味しく完食。スープ濃いめにしたので健康とお腹パンパンの為スープは残しておいた。客のほとんどが若い男性である理由が分かった。お腹がパンパンでバイクのタンクにお腹がぶつかる。ラーメン屋を出る、出雲崎はすぐ近く。柏崎から国道116号を通おり、海岸線を通る国道352号芭蕉園を目指した。毎度の事だが、芭蕉園近くと思われる辺りに来ても芭蕉園の案内が無い。通りすがりのご婦人に芭蕉園の場所を尋ねた。ここから300メートルほど先に芭蕉園はあるとの事。出雲崎芭蕉は「荒海や佐渡に横たう天の河」という有名な句を詠んだ。一説には、芭蕉出雲崎を訪ねたのは、梅雨のころで天の河は見れなかった、というのもある。私達が出雲崎を訪ねたのも梅雨の走りであったが良い天気で出雲崎の海岸からははっきりと佐渡ヶ島が見えた。この日の出雲崎の海は荒海どころか琵琶湖のようにベタ凪の海だった。出雲崎芭蕉が泊まったとされる宿・大崎屋、この芭蕉園の斜め向かいにあったそうだ。芭蕉園にあった俳句ポストに1句入れようと5分ほど考えたが諦めた。青春18切符の旅なら俳句もありだと思うが、バイクツーリングだと中々頭が俳句頭に切り替わらない。「凪の海月夜に浮かぶ佐渡ヶ島」っていうのが今浮かんだ。出雲崎を後に海岸線を行ける所迄南下して親不知・市振を目指した。

 

ラーメン 新潟県柏崎 弐豚 営業中