旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

津和野から松江に向かう 浜田駅周辺

12月7日(木)朝5時に目覚めた。この日の朝食は、鯵の開きの焼き物、ひじきと竹輪の煮物、サラダ、ベーコンエッグ、青菜と大根おろし、ご飯に味噌汁。昨日の晩御飯もしっかり食べてお腹一杯だったのに、朝食もご飯のおかわりまでして綺麗に平らげた。7時30分に津和野駅まで宿の車で送ってもらった。運転手は宿のご主人。宿の料理はご主人が作られているのか尋ねたら、そうです、との返事。なんとなく料理人の作った料理だった気がした。ご主人もバイクに乗っている、今はヤマハの大型スクーターT -MAX560ccに乗っているとの事。次はバイクで来なよ、と言われた。チャンスがあれば又、今度はバイクで行きたい。宿代は飲み物、ビール大瓶1本、日本酒3合込みで、10050円。料理も美味しい、凄く得をした感じ。雨は上がって曇り、昨晩は雷と雨音で眠れず、私の頭の中では、泉谷しげるさんの「眠れない夜」がエンドレスでながれている。津和野駅を益田駅に向かって暫く走るとお茶畑が広がっていた、津和野辺りが茶処とは知らなかった。川筋を飛ぶ、白っぽいヤマセミぐらいの大きさの鳥を見た。青原駅を過ぎた辺りから晴れて来た。電車が匹見川を渡った。広島に住んでいた頃、バイクツーリングや家族とのドライブでよく匹見峡に出かけた。匹見峡温泉にもよく入った。そう言えば、匹見峡でモリアオガエルの卵を見つけ家で孵化させた事もあったなぁ。益田駅を過ぎた辺りから日本海が見えてきた、この日の日本海は正に冬の日本海の様相を呈していた、冬の日本海は荒れていないと様にならない。浜田駅で乗り換えの時間があったので駅の外に出てみた。駅前に「神楽時計」は有るがそれ以外何も無い、人もいない。とりあえず、駅前通りを駅と反対側に向かって歩き始めた。「キヌや プリル店」というスーパーがあったので土産物でもないかと入ってみた。流石というか当たり前というか、魚が新鮮で安い、大きなアンコウ鍋セットが1,500円で売っていた、美味そう。浜田の地酒を土産に買った。小さいやつ。駅に戻る途中、小高い丘に登れる道を見つけたので登ってみた、駅周辺が一望出来た。1番目立つ建造物は「浜田医療センター」旧国立浜田病院が浜田駅横に移転して、新しく、大きくなっていた、駅とも直結だ、雨や雪の多い山陰の浜田、患者さんも助かるだろう。旧国立浜田病院にはツーリング中に濡れたカーブのトンネルで転んで救急車で運ばれたことがある。駅に戻ったが、昼飯にはまだ時間がある、NHK火野正平さんのこころ旅で火野正平さん、スタッフさん達が昼ご飯を食べた「さかね食堂」も閉まっていた。広島から家族でよく行った浜田の「すし蔵 浜田本店」も浜田駅から500メートルの所にあった。小学生だった娘が「さび抜きの鯛 塩で下さい」など生意気な事を言っていたのを思い出した。バイクで転んで旧国立浜田病院に嫁と娘に迎えに来てもらった時もすし蔵 浜田本店で暗い晩御飯を食べたのも思い出した。

 

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