旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

鳥取で手軽な冬の味覚を楽しむ 青春18旅

2018年12月21日(金)朝5時30分に自宅を出発、空は晴れていた。師走にしては暖かい。少し前から痺れてる左手の調子が悪い。電車の中から見た昇る直前の太陽はビックリする程の橙色で、形は真丸ではなくお椀をひっくり返したように上部が変形していた。冬の朝、太陽は空気が澄んでいるのでとても綺麗に見える。茜色って言うんだろうか?大垣〜米原の間は朝の通勤通学で混んでいた。米原を出て敦賀に向かう電車の乗客は疎で、ようやく旅らしくなってきた。木之本駅で降りたソバージュヘアーの可愛らしい女子高生はどんなバイトをして55万のバイト料を貰ったんだろう。余呉湖の上空だけが霧に覆われており、湖岸では釣り人がちらほら見えた、ワカサギ釣りなんだろう。敦賀駅で乗り換えの時間があったので朝食を探しつつ駅周辺を散策した、しかし食事が出来るところが無い、アーケードの端まで来てしまったけど。前方に氣比神宮を見つけた。氣比神宮に参拝して反対側のアーケードを駅に向かったが、こちら側にも何も無い。敦賀駅に戻ると、駅そば屋があった。とろろそばとビールを頼んだら、缶ビールを隣りの売店で買ってこいとの事、ひとまずお腹は落ち着いた。駅の売店で土産用のとろろ昆布を3つ買った。売店の試食用の鯖寿司をいただいたらこれが美味かった、とろろそばでなく、鯖寿司でビールでも良かったかなと思ってしまった。東舞鶴駅で乗り換えて福知山駅に向かった。福知山駅で待ち時間があったので駅を出て少し遅い昼飯を食べた。北口を出たところに有る粉物屋で、福知山でしか食べれないという「ゴム焼きそば」と生ビールのセット1,050円をいただいた、味はそれなりで静岡県富士宮焼きそばの麺よりも太くてコシがある感じだった。福知山駅からの電車の座席が硬い直立の座席なので慣れるのに時間がかかった。梁瀬駅を越えた辺りから窓ガラスを通じて冷気を感じるようになった。豊岡駅浜坂駅行きの電車に乗り換える。豊岡駅の乗り換えの時は16時過ぎだったけど未だ少し暖かさも感じた。鉄橋の上に駅の有る餘部駅を通過する頃には日もすっかり暮れて真っ暗で何も見えなかった。なんとなく、線路から聞こえてくる車両の音で高い場所を走っている事は分かった。餘部駅を過ぎる頃から雨が降り出したようだった。本日宿泊する鳥取駅には19時1分に着いた。駅の構内から宿泊する「グリーンホテルモーリス」が見えたのだけど、駅を出てホテルを見失った。うろうろした後、ホテルに荷物を置いて雨の鳥取の街中に向かった、モサエビを探しに。少し歩いたところに「喜多八」という寿司屋を見つけた。店は忘年会シーズンの為混んでいた。まずは、生ビールをモサエビの刺身で楽しんだ。モサエビは鮮度劣化が早いので産地でしか食べれないようだ。地酒を追加してモサエビの塩焼きで楽しんだ。回りの客には医療関係者が多かった。隣りの客は愚痴の多い救命救急医だった、まぁ大変なんだろうと思いながら聞くとはなく話を聞いていた。少し物足りず、せっかく冬の山陰に来たのでカニでも食べようとカニ酢を頼んだ。松葉蟹の雌、セコガニ1匹を使ったカニ酢が出てきた。酢に浸けずとも美味い。酒が進んでしまった。貧乏旅なので、雄の松葉蟹など縁のない食材。モサエビとセコガニで満足。店を出てホテルに帰ろうと思ったが、鳥取には牛骨ラーメンが有る事を思い出した。寿司屋の数軒先に「ごっつぉらーめん」を見つけた。牛骨ラーメンはおやつ代わりのラーメンって感じで量も値段も良い感じ、牛骨の香りと味が効いた美味いラーメンだった。ホテルはベッドも広く、防音もしっかりしていてとても快適。大浴場に入って眠ったけど、湯船の塩素臭は如何ともし難かった。多分22時には眠った。

 

駅そば  敦賀駅 とろろそば  営業中

神社   敦賀氣比神宮

食事   福知山 ゴム焼きそば  営業中

寿司屋  鳥取  喜多八    閉店

ラーメン 鳥取 ごっつぉらーめん 営業中

ホテル  鳥取 グリーンホテルモーリス 

        営業中