旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

下関で酔っ払い、神社に詣る

翌朝、雨は殆ど上がっていた。鳥取駅5時49分発の電車に乗った、当然未だ真っ暗。倉吉駅を過ぎる頃から少しずつ夜が明けてくるのを見た、茜色、倉吉の牛骨ラーメンも美味かったなぁと思いながら。倉吉駅から2つ目の由来駅をコナン駅と呼ぶらしい。乗っている電車も一面コナンの絵が描いてある。進行方向左手に雪をいただいた大山が見えて来た。電車の中は暖房は切れていたけど暖かい、天気も回復しそうだ。線路脇には今咲いたばかりのような水仙が其処彼処に咲いていた。後来屋駅を過ぎたが、後来屋駅は山陰最古の駅らしい。米子駅に到着、米子駅から西は複線になるみたい、さて、何処まで続くか?と思ったら揖屋駅までの10キロくらい、又単線に戻った。益田駅で1時間ほど乗り換えの時間があったので、昼飯を食べに駅を出た。益田駅の近くに竹内まりや氏の親戚の方が経営する「竹の屋」という蕎麦屋がある事を思い出し、行ってみたが、本日、予約客以外はお断りの張り紙が、残念。何処でもそうなのだが、駅周辺の食べ物屋が絶滅危惧種になりつつある、食べ物屋は車に乗って郊外で食べるスタイルになっている。益田駅の近くにも食べ物屋は殆ど無い。駅の横に焼肉屋があったけど、昼から焼肉は食べる気にならず、焼肉屋の横にあった「大阪王将」で生ビール・餃子・ラーメンを食べた。今ひとつだった、客は、そこそこいたのだが、残念な食事だった。萩市内に入った、賑やかなのは東萩駅だった、この駅で多くの人が降りた。萩駅もあったけどなんとも寂れた駅だった。長門市駅から西は角島に車で行ったきり、電車で行くのも初めて。川棚駅の2つ先の、梅が峠駅は本州最西端の駅らしい、ならば本州最北端の駅は青森県大湊駅、だと思ったら下北駅だった。最南端に駅は和歌山県串本駅、だっと思ったら和深駅だった、串本駅には本州最南端の碑のような物があるのに。最東端は岩手県の船越駅。船越駅以外には行った事がある。本州最北端の駅は今の今まで大湊駅だと思っていた。下関駅には17時25分に到着。ホテルに荷物を置いて美味い酒と食べ物を求めて街を彷徨う。12月22日の土曜日という事もあり、どの店も満席。漸く「みすず」という居酒屋を見つけた。まずは生ビールで喉の渇きを癒し、下関なのでふぐ刺しは有るかと尋ねたら無いとの返事。それならばと下関のもう一つの名物のクジラの刺身を注文した、なんの臭みも無く美味かった。店の主人が特牛(とっこ、と読む、土地の名前)のイカも有るという、所謂白イカ、これも歯応えと甘味が有り、美味い。次はクジラの尾の身か、と思っていたけど、他のお客さんが頼んだおでんが美味そうだったので、卵・大根・ヒラ天に牛蒡の入ったおでん種を頼んだ、ヒラ天の牛蒡入りは下関の名物らしい。ここで生ビールおかわり。またまた、店の主人が店でブレンドした日本酒が有ると宣うので一杯、地元の大吟醸が有るというので一杯、新種の柚子を使った酎ハイが有るというので更に一杯飲んで晩御飯は終了。店の近くにあった神社に参った。石段が急で長い神社だったので調べてみると「大歳神社」のようだった、場所もみすずと下関駅の間なので間違いない。酔っ払いには115段の急な石段はとてもきつかった、けど凄く印象に残っている、下関の夜景も。酔っ払らうと食欲に際限が無くなり、金銭感覚も少し悪化する。ホテルに帰る途中でインド系の若者が作る豚骨ラーメンを食べてしまった、味は普通。更にパチンコ屋を見つけキューティーハニーに2,000円つぎ込む。よく回り、何回かリーチもかかったけど当たらず。ホテルに帰る。ホテルに大浴場が有り、入ったのだけど酔っていてよく覚えていない。喉が乾き夜中2〜3回目が覚めた。

 

中華料理 益田駅 大阪王将 営業中

居酒屋  下関  みすず  営業中

神社   下関  大歳神社