旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

師走の仙台を食べ尽くす 青春18

朝予定より少し早く出発、東北本線を北へ、仙台を目指した。本格的な青春18切符の旅は今回が初めて。鉄道旅は時刻表を買った時から始まるので長い間楽しめるのが良い。大宮駅近くの南与野駅から富士山がくっきり見えている、5合目より下も雪に覆われている。朝焼けに照らされた富士山の薄桃色の姿が見えた、今日は関東平野は良い天気。関西人の富士山に対する憧れは関東の人とはまた違うと思う、新幹線に乗る時は必ず富士山側に乗るなぁ、見えたら拝んだりもする。大宮駅発7時13分の快速ラビット宇都宮行きに乗った、来年が兎年なのを快速ラビットに乗って気付いた。古河駅からもまだ富士山が見えている。黒磯駅で待ち時間があったので朝ごはんの駅蕎麦を食べる、なめこ蕎麦380円。冷凍麺だけど手打ち風で麺の腰もほどほどある東京ではあまりお目にかからない冷凍麺で中々美味かった。郡山駅から乗って来た会社員は私の勤めている会社の会社員だったかもと思ってしまった、使っている携帯電話の種類と携帯電話のカバーが会社支給のものと同じだっただけだけど。人が働いている時に遊ぶのは中々良い気分。東白川辺りで白鳥が5.6羽いるのが見えた、この頃は白鳥に感動さえした。その後、休耕田で群れる白鳥を何回か見た。東北では白鳥は割と普通に見れる鳥なんだという事に気付いた。仙台駅に着いて会社の後輩と合流し、彼の車で温泉、川渡温泉 越後屋旅館へ向かった川渡温泉鳴子温泉郷の中にある。2人でああだこうだと言いながら1時間ほど温泉に浸かっていた、小さな風呂だったけど湯温も適温で良い気分。仙台の街中に戻り、光のページェントをいい年した男2人で一瞬だけ見て仙台の呑み屋街に繰り出した、本当は呑み屋街ではなくアーケード街。まずは、「旨い寿司勘」という大衆寿司屋へ行って食べて呑んだ。この時「ドンコの煮付け」なる物を初めて食べた、不細工な魚ほど美味いというのは本当だった、美味かった。葡萄海老は食べたのだろうか?季節が違うか?寿司勘を出る頃には相当酔っていてお金を払ったかどうかも不明で奢ってもらった?もしかして酔って気が大きくなって奢った?まあどっちでもいいけど。ちゃんと割り勘したかも?千鳥足でクリスマス前の仙台の街中をぶらぶら、小腹が空いたので後輩お勧めの牛タン屋の「閣」という店に行って後輩お勧めの牛タンの刺身を食べた、牛タンの刺身も人生初、ボリュームもあり美味かった、腹ペコの時に閣に来て焼いた牛タンも食べてみたかった。牛タンの刺身はその後お目にかかっていない。歩いてホテルまで行ったら、ホテルを間違えてしまい、タクシーで本当のホテルまで帰った。牛タン屋の払はどうしたのだろう、考え無い事にして眠った。

 

駅そば 黒磯駅 なめこそば 380円 閉店

温泉 川渡温泉 越後屋旅館 営業中

寿司屋 旨い寿司勘   営業中

牛タン屋 閣      営業中