旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

高松で張子の虎を買う 2016年年末青春18切符の旅

2016年の青春18切符の旅、この年は四国を周った。12月22日、名古屋駅6時32分発の電車に乗った。名古屋を出て暫くすると車内に大きな声が聞こえてきた、1人で話している、話続けている。毎日の事なのかあまり気にしている人も居ない。初めて体験する私にはかなりうるさい、感情を込めて話し続けている。長島駅を過ぎて声がしなくなった。比較的混んでいたので声の主は分からなかった。亀山駅で乗り込んで来た女子高生が大変身した、それも短時間で。その辺の社会人女子よりも化粧が上手でかつ濃い、別人になった。やるなー。車窓を眺めていると、桑名から鈴鹿沿線の家にはやたら立派な瓦が使われている印象を受けた。柘植駅辺りから陽らが差して来た。加茂駅から先の環状線の車両は新しくなり、座席の座り心地も良くなった。通勤通学の時間が過ぎて人も少なくなり落ち着いてきた。「平城山」という駅があったけど「ならやま」と読むらしい、絶対読めない。昼間姫路駅から岡山駅まで直接行く事は出来ないのか?相生駅での乗り換えが要る。姫路駅では電車の時間を間違えて、急いで天ぷらうどんを食べた、もっとゆっくり食べれば良かった。姫路駅の蕎麦・うどんはカップ麺にもなっている。相生駅に着いたけど何も無い、駅の記念スタンプも無い、トイレは和式の水洗でウォシュレットなどあるわけ無い。駅のまわりにも何も無い。残念。岡山から瀬戸大橋線へ出発する時の音楽は小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」、ついつい歌ってしまった。この頃青空も見えてきた。児島駅を過ぎると瀬戸大橋線に入る、岡山駅高松駅の近さに驚いた。15時18分に四国に上陸した。高松は雨、傘を出すのが面倒でフードを被って歩く。高松はアーケード街が発達しているので駅近くは雨の日でも困らない。案内所で今日泊まるホテルの場所とうどん屋を尋ねた。教えてもらったうどん屋の中で「さか枝」という店に行った、雨なのでアーケード内にある店を選んだ。かけうどんの中260円とちく天100円を食べた、安い。この日の気温が高かったせいもあるが、うどんの味は今一つ、本場のうどんに期待が大き過ぎたか?うどんが柔らかかった。汗だくで食べた。ホテルに入った後晩御飯を求めてアーケード街をうろうろ。アーケード街の一角に高松の物産を売っている店を見つけた。入ってみると、あるではないか、欲しかった張子の虎が。私は寅年。虎グッズを集めている。大中小と有るが、大は値段が高く、小は顔が変という事で中を買った、旅の初日に嵩張る物を買ったけど仕方ない。アーケード内の店は限られている、一軒の寂れた寿司屋に入った、客が居ない、失敗?まずは生ビール、付き出し、イカ・ふぐの刺身を頼み、日本酒に替えるが、2級酒しかないとの事、それを熱燗でもらう。刺身は美味かった。寿司屋の大将も大学生の頃板橋区の常盤台に住んでいたとの事で盛り上がる。盛り上がったので大将の酒量が増えた。大将が寿司を握れるかどうか怪しくなったので締めは、ホテル近くの「しんぺいうどん」でザルうどん400円と地酒の冷酒をいただく。しんぺいうどんは麺には腰は有るがつゆが関東の蕎麦つゆのように濃い、味・色共に濃い。四国の辛口の色の薄い醤油を使ったつゆで食べたかった。この日は風呂に入って寝た。風呂のお湯は松山から温泉を運んでいるらしいけど塩素臭い。まぁ仕方ない。

 

うどん屋 高松 さか枝 営業中

     高松 しんぺいうどん 営業中