旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

津和野、わかさぎの宿大満足。あと不思議な話し

続き 宿に戻ってきた。平日のせいか、泊客はどうも私1人のよう。晩御飯前に先ずはひとっ風呂、昼に湯田温泉で温泉に入ったからもういいかとも思ったけど、少し冷えた身体を温める為に入ることにした。最初は身体が冷えていたので熱さを我慢して入ったけど、慣れてくると良い気持ち。良い汗も出てきた。風呂あがりにはやっぱりビール。生ビールが有れば良かったのだが、アサヒスーパードライの中瓶を頼んだ。ちょっとした山登りと風呂あがりで美味いビールだった。ひと休みして、18時から晩御飯に。メニューは、マグロの切り落としの刺身、里芋の煮物、これには柚子の香りが仄かにしていた。メインは酒粕の鍋。この鍋にマグロの刺身2切れを投入。酒は大好きなのだが、酒粕は今ひとつ、奈良漬もあまり好きではないが、この酒粕鍋一度家でやっても良いかと思った。後、名古屋人もびっくりの巨大な海老フライが2匹、野菜とマカロニのサラダ、カレイ・エテガレイか?の焼き物、ご飯、このご飯は津和野産の新米との事だった。吸い物、香の物。この時呑んだ日本酒は、津和野の地酒「華泉」。常温と熱燗で比べてみた。私の好みは常温だった。晩御飯は、量も味も大満足だった。

旅を終えて家に帰った後、集落の人と話をしていたら、山形の山寺の話になった。この方の妹さんが山形に住んでいるので一度山寺に連れて行ってもらったという事だった。しかし、この方霊感が有るのか憑依されやすいのか、山寺を少し登ったところで酷く気分が悪くなり、何かに憑かれたと感じ直ぐに下山し、お土産屋さんで塩を見つけたのでそれを購入して、頭の先から足の先まで振りかけたら気分の悪さが収まったということだった。私も山寺は何度か登っているけどそんな事を感じたことは一度も無い。そもそも私には霊感らしき物は全く無い。しかし、山寺を降りた土産物屋にお清めの塩か食卓塩かわからないけど売っているのは同じように何物かに憑依される人がいるのかしら?などと思ってしまう。本当に山寺でそんな事有るのか気になったのでネットで調べてみると、結構不思議な話が有った。その中の話に、カップルで山寺に登ったら、霊感の有る彼女が後ろから霊が何体も登って来るのが見え、結構急な階段・坂道を登っているのに何故か楽に登れたのは、その霊感の有る彼女が言うには、霊と一緒に登っている時は、とても楽に登れるんです、というのがあった。今回、山の上の神社に思いの外、非常に楽に登れたのだが、最初は夏の間のバイトで急な足場の悪い坂道を何度も登り降りして足が鍛えられたのかと思っていたが、もしかしたら、この世の物でない物と一緒に登ったからなのだろうか?とも思った。その夜中雷の轟音と雨の音で何度か目が覚めた。

 

日本酒 津和野 華泉