旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

津和野で高校生カップルに道を聞き、太鼓谷稲荷神社で懺悔する

続き 津和野駅から宿まで1.3キロ、ぶらぶら宿の方に歩いていると赤い鳥居の山の上の神社が近づいてきた。参道と思われる入り口の鳥居も見えて来た。本日泊まる「わかさぎの宿」に入って、女将さんに、荷物を置いて直ぐに山の上の神社に行きたいと伝えた。神社迄の道を女将さんに教えて貰い出発したけど、途中不安になり、前から歩いて来た高校生カップルに再度、神社までの道を尋ねた。可愛らしい彼女の方が親切に道を教えてくれた。彼氏といえば、不審なオヤジを見るような目で少し離れた所から私を観察していた。カップルにはキチンとお礼を伝えて神社を目指した。孫というには少し大きいけど、可愛らしいカップルだった。案ずること無く、まっすぐ道を行けばよかった。坂道が結構キツイ、しんどそうやなぁと思ったが行ってみると割とスイスイ行けた。神社は「太鼓谷稲荷神社」という神社だった。ん〜、お稲荷さんを祀った神社か。私はここ数年お稲荷さんを祀った神社に行った事がない、お稲荷さんに不義理をしてしまっていた。というのも、何年か前に娘が持っていた京都の伏見稲荷のお札を部屋掃除の時にゴミ箱に捨ててしまっていた。その事を娘に謝ったら、娘の霊感の有る友人が、伏見稲荷の神さまと不仲の神さまが私に邪魔になる伏見稲荷のお札を捨てさせたとのたまった。よく神社に行くので色々な神社のお守りやら、お札も有る。そうなのだ、普通なら神社のお札をゴミ箱になど捨てない。そんな事も有るのか?と半信半疑ではあった。そんなこんなで、それ以来お稲荷さんには行っていない、少し怖い気もしていた。しかし、これもご縁と、キチンとお稲荷さんにお詫びして、再びお稲荷さんもお参りさせていただくようにお願いすべく坂道を登った。山の上からは津和野の町が一望出来た。神社に着くと参拝用の「油揚げとローソク」が200円で売られていた、手ぶらでお詫びは出来ない、当然購入した。近くにいた神社の方に油揚げとローソクをどこにお供えしたらいいか尋ねたら、4か所お供えする場所がありその場所のどこでもいいと教えてくれた。やっぱり、お供えするなら本殿やろ、と本殿にお供えすることにした。本殿に油揚げとローソクをお供えし、お稲荷さんのお札を捨ててしまった事をお詫びし、再びお稲荷さんをお参りさせていただく旨をお伝えした。これで良し、と本殿をあとにしょうと思ったら、本殿の裏にもお参りする場所を見つけたので行ってみた。そこには狛犬ならぬ狛狐が何体か鎮座しており此方を凄く怖い顔で睨んでいるように見えた、未だ怒ってらっしゃる?ここでもお札をゴミ箱に捨ててしまった事を丁寧にお詫びして、又再びお稲荷さんをお参りさせて頂きますとお伝えした。怖。その後更に2か所の参拝場でお参りして、4ヵ所全てでお参りする事が出来た。帰りは来た道と違う道、朱い沢山の鳥居をくぐって山を降りた。私の謝罪はちゃんとお稲荷さんに伝わったのだろうか?帰路につく津和野高校の生徒さん達に混じって宿に帰った。

 

神社 津和野 太鼓谷稲荷神社