旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

広島のラーメン屋で親子世界デビュー 後編

2023年12月5日 広島駅に到着。とりあえず今日の宿のワシントンホテル迄歩く事にした。1999年から10年間、広島市中区に住んでいた、土地勘もあるはず。ネットで広島ワシントンホテルを検索すると、パルコの横にある?私が住んでいた頃のワシントンホテル平和大通り沿いに有ったはず。うろ覚えのパルコを目指し歩いた。確かに有った、外観は京都三条にあるワシントン系列のホテルグレイスリー京都三条と同じだ。チェックインして平和公園に向かった。広島での会社員時代に営業所員全員で初詣に行っていた「白神社」に久しぶりにお参りした。平和公園に着いて驚いた、ニュースで知ってはいたが、平和記念資料館には外国人観光客、修学旅行の学生達の長蛇の列。小雨が降ってきた、平和記念資料館の待ち人の上には屋根は無い。傘は持っているのか?心配になる。私の母90歳の兄が広島の原爆で犠牲になったのだが、母から兄の遺影を平和公園内に有る「原爆死没者追悼平和祈念館」に登録して欲しいとの依頼が有り、広島に住んでいる息子に頼んで母の兄の名前と1枚きりの小さな遺影を登録してもらった。今回の広島訪問の目的の1つにその登録された名前と遺影を確認して母に伝えるって事がある。施設の地下に降りて、名前を検索して無事名前と遺影がちゃんと登録されている事を確認して母に連絡した。伯父の霊に挨拶するために平和公園内の「平和の灯火」にお参りした。当然伯父には会った事は無いが、お参りしながら小さな遺影を思うと涙が出そうになった、不思議だけど。平和公園を後に、明日の朝ご飯の「上野屋のあなご弁当」を求めて三越迄歩いた。三越で売っている生鮮食品の値段を見て驚愕!釣ってもリリースすると思われる小さなメバルが1,200円。あり得ない。あなご弁当の値段も倍近い値段になっていた。高いのでやめようとも思ったが、1番小さいあなご弁当を購入、それでも2,300円。多分広島にいた時1,400円だったと思う。ホテルに戻って風呂で温まる。19時に息子と待ち合わせ、18時45分にホテルを出た。小雨だが面倒くさくてマウンテンパーカーのフードで雨をやり過ごした。今日の晩御飯は「酔心本館」。息子からもう着いたとの連絡があった。酔心本館は小学校4・5年生の頃初めてフグ刺しなる物を食べた思い出の店。その頃はフグ刺しの味も分からず高い料理っていう認識だけで、一回に5・6枚のフグ刺しをまとめて食べてたなぁって思い出した。女中さんによると、酔心本館は創業70年になるとの事と酔心という日本酒を作っている酒屋から名前だけ貰った事を教えてもらった。この日の料理はフグ刺しとすき焼きのセット、飲み放題付き。すき焼きはちょっと重いかと思ったが思いのほか美味かった。昔、酔心の売りは釜飯だと思っていたが、この日の釜飯も美味かった。酔心本館を出たが、もう少し食べるか呑むかしたいなと息子と相談。本当は薬研堀のバーにでも行きたかったのだが、近くに「うぐいす」というラーメン屋が有るのでそこに行く事にした。確かうぐいすの店主は修道高校中退と言っていた、息子の先輩になるなど言いながらうぐいすに向かった。うぐいすのドアを開けて驚いた。TVの撮影が丁度終わった時だった。NHK BSのTVスタッフ。そのTVスタッフに聞いたら外国人向けに広島のラーメン屋を紹介する番組だという事。そのスタッフから私達親子を撮影して良いかと聞かれた。撮影されて不都合が有るわけも無く、息子はノリノリだし、良いですよと返事をした。私達親子がラーメンを待っている姿とラーメンを食べている姿を撮影していた。うぐいすの他、広島のラーメン屋は「陽気」を取材すると言っていた。来春海外で番組を放送するらしい。日本で放送が有るのか聞くのを忘れた。私達親子の映像が海外で流れる?私達親子の海外デビューだ。

 

観光 平和祈念公園

料理 酔心本館    営業中

弁当 上野屋 あなご弁当 

ラーメン屋 うぐいす  営業中