旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

杭州飯店は近い、が嫌な予感が

2022年12月13日(火)朝起きて外を見ると雨が降っていた。昨日の日本酒が未だ残っていた。チェックアウトしてホテルを出る時には雨は上がっていた。朝食は松本駅の横にある「榑木野 松本駅舎店 ふぼきの」で、もり蕎麦785円を食べた。麺にコシもあり量も多目でとても美味い、所謂駅そばではなく、きちんとした蕎麦屋だった。松本駅から長野駅まで行く。松本駅に電車が入ってくる時の「まつもと〜」って言う女性のアナウンスがひどく昭和っぽい感じで良かった。松本駅の1番ホームにも駅そばがあったけど流石に腹一杯で食べれず、少し残念。長野駅の手前に姨捨駅という駅があり、駅名が気になって調べたらやっぱり姨捨伝説でよく知られた場所だという事。驚いたのが姨捨駅に入って出る時、扉が閉まるといきなりバックした、何事?姨捨駅でバックして長野駅に向かう線路に入り直した。姥捨駅から見る長野の山々にも雪は薄っすらしか積もっていない。長野駅で電車の待ち時間が30分ほど有り、長野駅6番線ホームに駅そばを見つけたけど、昨夜の日本酒でお腹をこわしていたので断念した、又々残念。飲み過ぎ注意とは思っているのだけれど。長野駅からは飯山線越後川口駅まで向かった、飯山線の電車には初めて乗る。飯山線では「おいこっと号」というレトロで少しリッチな車両に乗る事が出来た。おいこっとってどういう意味?調べたら、意味は無かった。田舎なのでTOKYOの反対、なのでOYKOTオイコット。なんだろ、長野の方言か何かだったら良かったのに。前に肥薩線で乗車した「特急いさぶろう・しんぺい号」に雰囲気が似ている。オイコット号については産経新聞の「シン・令和阿房列車で行こう 信越ほろよい編」という記事に書いてある。産経新聞によると、モンペ姿のオイコットアテンダントが列車に乗り込んでいるとある、私が乗車した時にはオイコットアテンダントは見当たらなかった。しかし、おいこっと号は長野駅から「戸狩野沢温泉駅」までしか乗る事が出来ず、戸狩野沢温泉駅からは連結されてた違う車両に移動することになる。長野駅を出た時に虹を見て豊野駅からは青空になった。上今井駅の手前で、集まって門松作りをしている人達を見て、年末だった事を思い出した。飯山線を走って気付いたのだが、飯山線から見える家々には必ずと言っていいほど野沢菜が植えてあり、光沢のある緑色の葉を大きく拡げていた。もちろん畑は野沢菜だらけ、野沢菜は大阪から持って来た蕪が長野の環境に適応して、葉が大きくなり本来食べるべき地下茎が小さくなった物だと何かの本で読んだことを思い出した。新聞だったかなぁ?12月23日、ノートにこの旅日記の下書きを書いているけど、12月23日の時点で長野県のこの辺りは大雪で被害も出ている、気候が極端になってきた、恒例の冬の青春18切符の旅で北を目指すのは危ないかも知れない。例年クリスマス辺りで18切符の旅をしているが用心して旅を早めにしたのは正解だった。飯山線の駅は飯田線ほどではないにしても、かなりの秘境駅があった。津南駅から、半袖のTシャツを着た若い外人が乗車して来た、雪は降って無いにしても、驚いた、寒くないのか?内ケ巻という駅の駅舎に絵が貼ってあったけどいったい何を描いたものか?意味不明の絵だった。越後川口駅で乗り換えて、燕三条駅に行き、本日宿泊する「燕三条ワシントンホテル」に荷物を置いて、再び弥彦線西燕駅迄行く、本日の晩御飯のラーメンを「杭州飯店」で食べるために。ホテルを出ると雨が酷くなってきた。この時確かに嫌〜な予感はしたんだ。

 

ホテル 松本 リッチモンドホテル 営業中

蕎麦屋 松本駅横 榑木野                 営業中