旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

広島のラーメン屋で親子世界デビュー 前編

12月5日(火)朝のラッシュと学生さんの通学時間を避けてホテルを出た。朝ご飯は岡山駅の1・2番線のホーム手前にあった「吉備」という駅そば屋で、そばの自販機の1番上の、ボタンの面積の1番広い「きんぴら肉そば」640円を食べた。味はそこそこ、きんぴら牛蒡の入ったそばを食べたのは初めてで良かったのだが、つゆが温かった、そこが残念。天気は今にも雨が落ちてきそうな曇り空。ホームで列車を待っている時に気づいたことがある。ニュースにもなっていたが、配送業のドライバー不足で鉄道を使った貨物輸送が増えているという。確かに目の前を通過していく貨物列車がひっきりなしに、しかも60両〜80両編成くらいで走って行く。岡山市内にはそこら中に用水路がある、倉敷に行った時も思ったが。その用水路に人や車が時々落ちる、酔ってたら落ちるだろうなと思ってしまう。福山駅に着いた時、突然車両内に女性の泣き声が響き渡った。どうした? 声の主は斜め後ろに座っていた女性、何か悲しい夢でも見たのか?寝言というか寝泣きだった。ムニャムニャと眠っておられた。尾道駅に着いた、列車で尾道に来たのは初めてかもしれない。尾道駅を出た途端に雨が降り出した。山の上にある寺社に行こうかと思ったけど、諦めて海辺の道を歩く事にした。尾道向島の間の海は狭く、川のようで船がひっきりなしに走っていた。雨も強くなって来たので、海辺の道を一本山側に入ったアーケード街に避難した。アーケードを端から端まで歩いた。途中時間が有れば入ってみたい昭和レトロな「大和湯」という銭湯があった。昼時なので尾道ラーメンを食べるべく、尾道ラーメン屋を探しながら歩いた。尾道ラーメンと言えば「朱華園」、いつか食べたいと思っていたが、見つけた朱華園は閉店していた。気を取り直してアーケードに戻って尾道ラーメン屋を探した。アーケードに戻ると「永潤」という新規開店したばかりのような尾道ラーメン屋を見つけて、入ってみた。尾道ラーメン並700円を頼んだ。濃いめの醤油味が美味い、店内に使っている醤油の紹介があった。駅に戻る途中、備前焼の店があったので入ってみた、岡山の仇は尾道で!って感じで蕎麦猪口がないかと。備前焼の作家さんの店で作品は備前市の窯で焼いているとのこと。作家さんの名前は佐藤苔助さんと言われた。純粋な蕎麦猪口ではないが、蕎麦猪口に使えそうな緋襷の器3,000円を買った。家に帰って蕎麦猪口としても使ったが、大きめのぐい呑みとしても使える事がわかった。尾道から広島に向かった、糸崎駅で山陽線に連絡する列車に乗り換えた。何時も何故か呉線を使っていたので山陽線で広島に行くのは初めてかもしれない。西条駅に列車が止まった、駅のすぐ近くに造り酒屋が5.6軒あった。時々西条駅で利酒会をやっているのは知っていたが、これなら飲酒運転にならずに利酒会に来れる、素晴らしい立地だ。西条駅と各酒蔵は直結しているようにも見えた。広島駅迄あと少し。

 

駅そば 岡山駅 吉備 きんぴら牛蒡そば

尾道ラーメン 永潤  営業中

備前焼 尾道 備前焼の店 営業中