旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

富山ブラックラーメンの裏事情を知る

2023年7月31日(月) 朝から晴れ。バイクで自宅を7時に出発。舞鶴若狭自動車道で今庄インターチェンジを目指そうと思ったが、燃料が少なかったので地道で小浜インターチェンジまで走り、燃費補給して高速で今庄インターチェンジを目指した。今庄インターチェンジを降りて、越前海岸を目指した。平日で車が殆どいない海岸沿いの道を北上した。海の水は澄んでいて、空は雲1つなく限りなく碧い。前に名古屋に住んでいた時、雌の越前蟹・セコガニを買うために走った道を走った。どの店で蟹を買ったか思い出し乍ら走った。その店は5匹買えば1匹おまけしてくれる店だった。悩んだ末、5匹買った。結局店は思い出せなかった。越前海岸の梅浦港の入り口に「越前恵比寿宮」を見つけて一休み。恵比寿さんなので魚の豊漁と船の安全を祈念する神社なのだろう。今回のツーリングの安全を祈念した。恵比寿宮を囲む壁の一つに「劔神社」と書かれた獅子舞の獅子のようなレリーフ?のような物が埋め込まれていた。調べてみると、恵比寿宮より劔神社の方が有名な神社だった。機会があれば劔神社にも行ってみたい、と思ったけど、前に越前焼の皿を買いに行った時に行った神社が劔神社とわかった、決め手は夫婦杉の所に在る大きな男根の像と大きな茄子の像。ネットで劔神社の画像を調べてみて分かった。福井県三国町の道の駅で一休み、土産は無いかと探してみたがこれといった物は無かった。程なく出発。九頭竜川を越えてあわら市に入った。あわら市には蓮如上人由来の施設が幾つか有り、寄ってみようかとも思ったが時間が無かった。北潟湖に沿って走る。左手の東尋坊への案内板を横目に北上した。最初は小松インターチェンジから北陸自動車道に乗ろうと思っていたが、加賀インターチェンジから北陸自動車道に乗って砺波インターチェンジで高速道路を降りて国道359号で富山市内に入った。富山市民病院の前にある出光石油で給油すると共に、昼飯の富山ブラックラーメンの美味い店を尋ねた。ガソリンスタンドのすぐ近くに「富山 味の本流 チャーシューラーメン専門店 大喜 根塚店」がある事を教えてもらった。早速、大喜根塚店に向かった。店は想像した以上に綺麗で少し驚いた、店内も綺麗でクーラーも良く効いている。大喜で富山ブラックラーメンを食べるのは3回目。ラーメンの並を頼むが、周りはほぼ全員ご飯を頼んでいた、ということで私もご飯を頼んだ。前に食べた大喜のラーメンとは何か違う。薄く切られたチャーシューが丼一杯に載せられて、ネギも薄く切られいた。ラーメンスープの黒色が優しい?一口食べて更に違うことに気付いた。メンマの塩加減が優しい、この根塚店のメンマは普通に食べられる、西町大喜本店のメンマは殆ど塩抜きされていないようなメンマで、一緒に食べていた旭川のM君はしょっぱ過ぎると怒っていたほどしょっぱいメンマだった。ラーメンのスープも全部とはいかなかったがかなりの量飲むことが出来た。ほぼ完食。テーブルの上にあった小さなチラシを見て驚いた。大喜根塚店と西町大喜本店の幾つかのチェーン店とは全く関係が無いとの事だった。本家と元祖の違いのような物か?両方の大喜ブラックラーメンを食べたが、好きな方を食べればいいだけだと思った。西町大喜のしょっぱいブラックラーメンも食べたい時は有るだろうし、メンマもスープも美味しい大喜根塚店のブラックラーメンを食べたい時も有るだろう、その日の気分で選べば良い。ラーメン好きな他府県人には2種類の美味しいブラックラーメンが有って羨ましい限りだ。

 

ラーメン 大喜根塚店    営業中