旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

初・春の青春18切符の旅 郡山へ

2023年3月6日(月)電車に乗って暫く走ると休耕田に雉の雄を見つけた、今も朝方よく見かける。この日の朝は冷え込みが強く辺り一面、真っ白な霜で覆われていた。この日は福島県郡山市を目指した。郡山では旭川から来る友人M氏と待ち合わせをしている。郡山駅まで行くのに普通電車では晩御飯をコンビニ弁当にしなければならないので、東京駅から郡山駅までは新幹線を使うことにした。琵琶湖湖畔ではどこかの学校のボート部が春の日の下ボート漕ぎをしていた。米原駅の手前から見える比良山の山頂には未だ雪が残っていた。線路まわりに植えられている梅はほぼ満開になっていた。朝ごはんを食べていないので、列車待ちの米原駅で井筒屋の駅弁「面構え鱒寿司」15センチ位の鱒2匹の姿寿司1,300円也を買った。面構えってのが良いネーミングだ。今回はビールではなくお茶で食べたけど美味かった。又機会があれば是非食べたい駅弁だった。富山の鱒寿司とは全く違う鱒寿司だった。青空の下の雪を被った伊吹山も美しかった。電車から見える岐阜駅の駅前広場には織田信長の全身像があるのが見えたが、金ピカ過ぎて興醒めだった。この前、味噌煮込みうどんを食べる為に岐阜駅に降りたけど織田信長の金ピカ像には気が付かなかった。天気も良く静岡県に入ると満開の桜もチラホラ、濃い桃色の桜なので河津桜だと思われた。興津駅の裏山にある桜も満開だった。静岡県の温暖な気候を感じることが出来た。春の柔らかな日差しで豊橋駅〜静岡駅迄の記憶が無い、気持ち良い転寝をした。この日の富士山は厚い雲の上に真っ白な頂きだけ覗かせていた。雲の上だけの真っ白な富士山ってのも風情がある。茅ヶ崎駅で夕焼けを見た、明日も良い天気。川崎駅では満月を見た。いくつになっても夕暮れ時は物寂しい。東京駅で新幹線に乗り換えて郡山に向かった。新幹線の切符購入でまごついて乗りたい新幹線に乗れないかと心配したが杞憂に終わった。宇都宮駅で沢山の人が降りた、多分新幹線通勤の人達なんだろう、新幹線通勤が当たり前な事に驚いた。郡山駅ではM氏が待っていてくれた、今夜の宿は「郡山グローバルビューホテル」チェックインして、コロナワクチン3回接種証明・免許証を提示して1人2,000円分のクーポンを貰った。貰ったクーポンが使える店をM氏がリサーチしてくれていて、ホテル近くの「姑娘飯店 クーニャン飯店」で夕食を食べる事にした。まず生ビール、本日初のビール、珍しい事だ。前菜にピータン、水餃子、麻婆豆腐、北京ダックと頼んで炒飯で締めた。生ビール3杯呑んだ後、茅台酒が有ったので頼んだらコップの半分くらい茅台酒が入っていた、値段は600円。茅台酒を持って来てくれた女の子に量多いね、と言うと、かなり酔いますよ、気をつけてとのお言葉。存知ております。激安の茅台酒で店の女の子の言う通り、激酔いしてしまった。美味しくてリーズナブルな街中華屋さんだった。私は今回初めてクーポンを貰い、使ったけどM氏が全て手続きをやってくれた、自分1人なら面倒でやって無いだろ、M氏に感謝。ホテルの大浴場はゆったりして良かったのだが、部屋の壁が薄いのか、隣りの部屋の人の咳の音がすぐ隣りで聞こえた。知らない間に眠ってしまった。多分コンビニで酒・つまみ・お茶など買ったと思うけど、茅台酒の激酔いのせいで全く覚えていなかった。

 

駅弁 米原駅 面構え鱒寿司 1,300円

中華料理 郡山市 姑娘飯店 営業中