旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

長野県七味温泉で狸と混浴?

2015年11月長野県七味温泉に向かった。集合は11、時長野自動車道みどり湖パーキングエリア。この頃はもう、中央道岐阜県辺りは紅葉真っ盛りだった。順調に11時15分前にみどり湖パーキングエリアに到着した。同行のE氏は一旦長野に行ってそれからみどり湖パーキングエリアに来たので余分な道を走ったようだ、長野より北で待ち合わせをするべきだった、反省。みどり湖パーキングエリアでかけそばを食べてからから林檎を買う為に長野の中野に向かった。中野に着いてまずは、昼飯、再びの蕎麦「善八」という蕎麦屋で2種盛り蕎麦1,300円を食べた。2種盛りは二八蕎麦と十割蕎麦の2種、十割蕎麦の方がなめらかな舌触りだった。善八の裏に有るJA関連の店で「りんご3種詰め合わせ」を2つ買って実家に送った。E氏はJAのりんごが気に入らず、少し前休憩で寄った小布施のオアシスに再度行ってりんごを買った。小布施オアシスの紅葉はとても綺麗だった。小布施から七味温泉を目指す。しばらく走ると七味温泉方面を示す標識を見つけ、左折、しかし道に迷う、地元の方に道を尋ねた。七味温泉に行く前に、「蕨温泉」でひとっ風呂、入湯料300円で石鹸もシャンプーも置いてない、無色透明の温泉で、匂いもなかった気がする。湯量は豊富で湯温はやや高めの良い温泉だった。露天風呂から見える景色も日頃見れない、良い意味で何も無い里山的な風景。16時には七味温泉に着きたかったのでもうすこし入っていたかった蕨温泉を15時20分に出発。七味温泉は温泉街のどん詰まりにあった。旅館だと思っていたが、5階建てのホテルだった。チェックインしてすぐに館外の露天風呂に向かう、17時30分に露天風呂は閉まるらしい。薄暗い中、特大の浴衣を着て下駄を鳴らして露天風呂に向かった。後で知ったのだが、露天風呂は手作りだそうな。この露天風呂は源泉がいくつか混じっているので、化学反応が起こり、硫化鉄が出来ているらしく、風呂底についた部分が黒くなるそうな、私達のお尻は真っ黒に。すっかり晩秋の気配で、気温が随分下がってきた。小1時間露天風呂に入って本館に戻る。晩御飯、思いの外豪華な晩御飯だった、ステーキまで出てきて、囲炉裏で焼かれた芋団子、イワナ、初めて食べた焼き林檎も美味しかった。日本酒も進む、おまけにご飯まで完食、お腹はぱんぱん。部屋で少し休んでホテル内の温泉に入った、ここでも身体のそこかしこが黒く染まった。ホテルの露天風呂に浸かっていると、冬毛で、もふぁもふぁの狸が現れた暫し見つめ合った後狸は去って行った。晴れていれば星空も素晴らしいのだろうが、今夜は曇り。明日の天気は雨予報。夜中1時に目が覚めたけど、この時は未だ雨は降っていなかった。3時になった時、激しい雨音と風の音で再び目覚めた。うつらうつらして朝の5時過ぎに風呂に入った、内風呂で暖まり露天風呂に入るけど、寒いし酷い雨。露天風呂の湯温は低かったけど、それはそれで気持ち良かった。8時30分から朝ご飯、昨晩結構食べたけど、朝ごはんも2杯目をおかわりした。9時前に宿を出発、雨なので、途中でE氏と分かれた。今回は七味温泉に入るだけのツーリングになってしまった。今回ブリヂストンの公道走れる1番サーキットタイヤに近いタイヤを履いて走ったのだが、雨でも全然大丈夫、転ける気がまったくしない。タイヤの技術の進歩を感じた旅だった。しかし、タイヤのライフはやはり短く3,000キロもたずツンツルテンになってしまった。来春は紀州若しくは能登半島方面への旅をしようと考えながら13時前に家に着いた。

 

蕎麦屋 善八  営業中

温泉  蕨温泉 営業中

    七味温泉 営業中