旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

京都府大江町 元伊勢へ

この頃、もう40年近く前になるが。元伊勢の知識は、伊勢神宮豊受大神が元々祀られていた神社というくらいだった。伊勢神宮の元になる神社がこんな所にあった事に興味があったのでお参りすることにした。大江町の元伊勢は三重県伊勢神宮と同じく、外宮、内宮があり、五十鈴川も流れている。猿田彦神社はあるのか?調べて見たらあった。京都府北部にはこの大江町の元伊勢の他にも元伊勢と呼ばれる神社がいくつか有る、宮津の籠神社、峰山の比沼麻奈為神社など。比沼麻奈為神社は元の名前は比沼眞名井神社ではなかったろうかと思ってしまう。宮津の籠神社にも眞名井神社が有り、この眞名井神社の方が籠神社よりも古い神社だと思う。昔宮津真名井神社には囲いなど無く、磐座にも直接触る事も出来た。磐座は神の宿る岩である。観光客がこの磐座の前で写真を撮ったら神様が映ってしまった事があったと籠神社を案内して頂いた人から聞いた。今は磐座に繋がれた綱を囲いの外で触れながら祈る事は出来る。私は密かに、真名井神社の磐座の下にUFOが隠されているのではないか?と思う。いや、有ったら面白いのにと思う。この日、大江町の元伊勢 外宮の入り口に呪い絵馬と言っていいような絵馬がかけられていた。絵馬?かなりの長文だったので横長の和紙のような紙だったかも知れない。丑三つ時に白装束で頭に蝋燭2本鉢巻で結わえ真っ暗な神社に来て呪ったのか?呪う人の本名、呪いの理由、呪う人が呪われる人にどうなって欲しいのか、呪う人の住所もちゃんと書いてあった。気味が悪いので内容はしっかりとは読んでいないので何が書かれていたのか分からない。五寸釘で木に打ち付けられた呪いの藁人形が有ったかどうかも記憶に無い。あまり管理されていない神社の雰囲気と相まって気味が悪かった。大江の元伊勢には外宮の他に内宮、天岩戸神社が有り、天岩戸神社は川に沿うように有る巨大な岩の上に小さな祠が祀られている。大江の元伊勢の中ではこの天岩戸神社が一番雰囲気が有る。つまり御利益があるのではないかと思わせる雰囲気が有る。後日、天岩戸神社で参拝者の男性の老人が「龍神祝詞」なるものを唱えているのを聞いた。天岩戸神社の巨大な岩には短い鎖が取り付けられており、鎖を使って登り、祠の前で祈る。若い人は鎖を使わなくても登れる。大江の元伊勢、宮津の籠神社、伊勢神宮は一直線上にあるという事と時々大江の元伊勢上空に未確認飛行物体が現れることが有るという事も聞いた。真偽は?