旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

東海道本線普通列車から見る富士山に感動

12月15日(木)午前4時に起きてしまった、まぁ、いつもの事ではあるけれど。6時30分山形駅発の福島駅行きの電車に乗った。雪は拍子抜けするほど少ない。6時30分発の電車に乗る、学生が多い、私自身は、高校まで歩いて8分、自転車なら3分の所に住んでおり、カムイ外伝の再放送、8時30終了を見てから家を出ても間に合う。電車通学の学生さん達も大変だなぁと思いつつ学生さん達を見ていた。女学生が多い。赤湯駅で学生の人数がピークに達し、そして米沢駅でほぼ全員が下車した。大沢駅・峠駅・板谷駅はトンネルの中に駅があるようだ、流石に峠駅での力餅売りの売り子さん、今日はいなかった。朝方降った雪の重さでたわんだ木の枝がバシバシ電車に当たる、ええの?青空も見えてきた。山形駅ー福島駅を走る電車は車両が古いのか窓から冷気が入ってくる、隙間がある?福島駅から先は昨日来た線路を戻る、昨日と違うのは雪の量、明らかに積雪量が増えている。昨日は雪の無かった那須岳も山の上半分は雪で覆われていた。宇都宮駅平塚駅行きの電車に乗った。東京に住んでいた頃、鎌倉の鶴岡八幡宮に行った時に鎌倉までの電車には乗った事あるけど、鎌倉より西の東海道線の普通電車には乗った事が無い、初めてだ。日が差してきて思ったのだが、最近の電車の窓ガラスはUVカットだけではなく、暑さも遮断しているようだ、日が差しても暑くないし、カーテン的な物も無い、景色を楽しめて良いのだが、驚いた。調べてみると熱線吸収ガラスというらしい。電車の中から上野駅と品川駅のプラットフォームに駅そばがある事を確認した。今回の旅ではまだまだ駅のプラットフォームに駅そばが残っている事を確認した、いつか上野駅・品川駅の駅そばを食べてみたいし、それまで駅そばが残っていて欲しいものだ。茅ヶ崎駅を電車が出る時サザンオールスターズの曲が流れたのにも感動した。初めての東海道線普通列車、見るもの全てが新鮮だ。芸能人水泳大会の大磯ロングビーチの有る大磯、大磯駅から海が見えて来た。初島が見えて、遠くには伊豆大島の島影が、その横に見えるのは利島か?違うかも、自信がない。伊豆大島には仕事で2年間程、調布発の飛行機で通ったことがある。伊豆大島での昼飯時、横でくさやの干物を食べられた時には参った。怖いもの見たさで土産に買った、くさやの干物は一口食べた後母が速攻、捨ててしまった。衝撃的な匂いだ、琵琶湖辺りで個人の家で作られる鮒寿司とどっちが強烈だろうか?あと、和歌山県南部で食べられているなれ鮨、鮎、秋刀魚、鯖のなれ鮨があった、これも中々強烈、特に鯖のなれ鮨はやばい。富士山が良く見える場所も新幹線とは違って沢山あった。一番富士山が良く見える場所は、田子ノ浦駅辺り。新幹線ではあっという間に見えなくなる富士山がゆっくり、長く、色々な角度から見ることが出来るので得した気分になる。由比ヶ浜は電車からは殆ど見えなかった、東名高速道路の隙間から少し浜が見えるくらい。この日の宿泊地は愛知県の豊橋市で、泊まるのは初めてだ。晩御飯は豊橋カレーうどん発祥の「勢川本店」でと思っていたが、勢川本店が閉店する頃に豊橋駅に着くようで、ネットで豊橋カレーうどんを食べれる店を探す、駅と今日宿泊するホテルの近くに「玉川広小路店」を見つけた、玉川広小路店で初豊橋カレーうどんを食べることにした。店に入った時は満員で少し待ってカウンターの席に座る事が出来た。まずは、生ビールと竹輪、桜海老名のかき揚げを頼んだ。豊橋の竹輪といえばヤマサの竹輪だが、頼んだ竹輪がヤマサの竹輪かどうかはわからなかったけど美味しい竹輪だった。生ビール2杯をあっという間に飲んでしまったので日本酒を頼んだ、関谷酒造蓬莱泉の「可 べし」の300mlの小瓶。蓬莱泉には「空」という美味い酒もあるが少々お高い、可で十分旨い。この日は朝から何も食べていないこともあり、酒のつまみも酒も旨いし酔いがまわるのも早い。隣りの席のサラリーマンが降格させられて蒲郡に来た云々をもう1人の人に愚痴っていた。聞くとはなしに聴いているとドラッグストア関係の卸業の所長のよう、降格で所長なら文句を言うな、って感じ。友達にはなれないタイプの人だったなぁ。あぁ、早期退職して良かったなぁ、と思ってしまった。豊橋カレーうどんは丼の底に2口ぐらいの米と山芋の擦った物が入っていた、米と山芋をカレーに絡めて食べるのでカレーのルーまで全て綺麗に食べることが出来た、良いアイデアだ。豊橋カレーうどんは思った以上に美味かった。ほろ酔いでルートイン豊橋へ向かった、ホテルでは大浴場に直行してゆっくり温まって眠った。

 

うどん 豊橋カレーうどん 玉川広小路店

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