旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

飯田線・秘境駅の旅

朝6時にホテルを出た、寒い。寒いので1本早い電車に乗り、塩尻駅を目指す。塩尻駅から岡谷駅を目指した。岡谷駅から昔から気になっていた飯田線に乗り入れた、電車には高校のサッカー部の生徒が多かった、今日は日曜日、試合があるのだろうか?伊那福岡駅行きの電車だったけど、朝ご飯を求めて伊那駅で途中下車した。しかし、駅前には何も無い、朝からやっている食堂を探したけど何も無い。仕方ないので伊那の街を散策した。市内を流れる川の水は綺麗で、川烏が数羽、飛んだり、水の中に潜ったりしていた。朝ご飯を食べて2時間ぐらい時間が潰せると思ったけど本当に何も無い。予定より1時間早い電車で飯田駅に向かった。伊那散策で身体は冷え切っていた。飯田駅の近くに、夏にツーリングで行った「新京亭」というラーメン屋さんが有る事を思い出し飯田駅に着いたら直ぐ新京亭に向かった、腹ペコだ。夏に行った時には、ラーメンとチャーハンを頼んだら、思いのほか量が多く腹一杯になり過ぎて味もあまり覚えていなかった。夏でラーメンを食べるには暑過ぎた。11時30分ぐらいに新京亭に入る、混み過ぎず、でもお客はある程度入っていた。入り口近くのカウンターの席に直ぐに座る事が出来た。今回はワンタン麺を頼んだ、やはり麺の量が多い、平麺で少し柔らかめ。先ずはスープを一口、冷え切った体にはとても美味しい。一気にかき込む、周りのお客さんもワンタン麺を頼んでいる人が多いように思った。私のワンタン麺の1番は、東京北区王子の「かいらく」のワンタン麺、その次か、かいらくのワンタン麺に匹敵する美味さ。飯田駅に着く前、伊那大島駅の手前で鷹、大鷹?が数秒間電車と並走してくれた、距離にして3メートル程か。鷹独特の真丸で可愛い、でも鋭い眼もはっきり見えた。今回出会えた動物は雉の雌?山鳥天竜川のヤマセミ天竜川の淀みにいたオシドリの群れ、列車と一緒に飛んでくれた鷹。飯田線本長篠駅から乗車してきた高齢のご婦人達にはゲンナリ東京弁?で大きな声で話している。多分豊橋駅から新幹線で関東方面に帰ったか?飯田線はカーブも多く、山肌に接して走行しているので速度も遅い、何故こんな駅に止まる?なんて人の気配の無い駅も幾つもあった。夏場、中部天竜駅辺りにあった温泉にバイクで行ってみたいなぁんて思った。飯田線の車内放送は、車掌さんの方言が中々激しく、殆ど聞き取れなかった。飯田駅から豊橋駅まで4時間ほど、列車に乗るのが好きじゃないとなかなか乗れない線区だと思った。この日、飯田線に乗車していたのは殆ど撮り鉄乗り鉄と思しき人ばかりだった。豊橋駅では名古屋行きの快速電車と連絡していたので乗車すると名古屋まで30分ぐらいの乗車時間だった。

 

ラーメン屋 飯田 新京亭 営業中