旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

青森県 酸ヶ湯温泉 蔦温泉

2012年夏、友人2人と青森県蔦温泉を目指して東北自動車道蓮田サービスエリアを出発。腹が減ってはツーリングは出来ず那須高原サービスエリアで朝食の白河ラーメン580円を食べた、味はまぁまぁでも冷凍麺を茹で過ぎで麺が柔らかい、美味い白河ラーメンには縁が無い。朝食の後はひたすら距離を稼ぐ、青森は未だ遠い。岩手県紫波サービスエリアで昼飯と給油、昼飯も麺、盛岡名物じゃじゃ麺600円を食べた、見た目より美味かった。十和田湖近くの小坂インターで高速を降りた、降りた途端土砂降りの雨。途中の道の駅で雨宿りするも止む気配は無い。十和田湖に向かう、十和田湖畔で雨は小雨に、カッパを着たまま高村光太郎作の「乙女の像」を見る。雨が降り、十和田湖も霞んでよく見えない、乙女の像も昔見た乙女の像とは違って見えた、こんなもんか?って感じ。晴れていれば見え方も違っただろう。十和田湖を後に、本日宿泊予定の「蔦温泉」を左に見て、小雨で前も見えない霧の中本日1湯目の「酸ヶ湯温泉」を目指した。途中「キリストの墓」の道路標識を見つけた、行ってみたかった。「なにゃどやら・なにやどなされの」。酸ヶ湯温泉には初めて入る、しかしこんな酷い霧は長野の車山高原以来、カーブの入り口が見えない。酸ヶ湯温泉の外観は思った以上に新しく見えた、中はとても広くて男女入り口は別だけど中は混浴、入湯料は600円、安い!酸ヶ湯温泉は総ヒバ作りでめちゃくちゃ広い、温泉に浸かりながら女性の入り口を見ていたら何人か女性が入って来たが入り口近くでUターン、その女性達の姿が湯煙で霞んで見える程広い。酸ヶ湯温泉の泉質は強酸性の湯で湯温も高い、湯量もめちゃくちゃ豊富当然掛け流し。酸ヶ湯温泉のヒバという木は青森県を象徴する木、青森県を走っているとそこかしこからヒバの香りがする。東北の温泉に入っているって感じがヒシヒシと。スキーの後に冷え切った身体を温めてみたい!酸ヶ湯温泉を出た時には雨も上がり視界も良好、蔦温泉を目指して山を降りる。蔦温泉は一軒宿で思っていたより大きな宿、昭和の匂い、いやいや、大正の匂いすらした。蔦温泉には建屋が2棟あったけど、予算の都合で部屋にトイレの無い古い方の建屋に宿泊した、木造主体の温かみのある建物。蔦温泉も初めて入る、入ってみると、温泉の床から温泉が湧き出している、とても透明度の高い湯で湯量もめちゃくちゃ豊富。温泉と一緒にガスも出るようで、おならちゃうでって感じ。酸ヶ湯温泉とは違う気持ち良さ。温泉から上がってビールと地酒と郷土料理で寛いだ。宿の廊下に井上靖の色紙が掛けてあった「泉響颯颯」酸ヶ湯蔦温泉も最高!

 

温泉 酸ヶ湯温泉 まだ600円でやっている

   蔦温泉   営業中