旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

天然鰻を求めて岡山に 吉備津神社も詣る

岡山市鰻屋さん、うなぎ専門店「まるいし」へ四万十川の天然鰻をいただきに伺う。時間があったので前から行きたかった吉備津神社に行く。温羅伝説の温羅に興味があった。温羅は大陸からの渡来人とされているが、当時の政権にまつろわぬ原日本人、縄文人を祖先に持つ日本人が温羅であり、温羅を征伐したとされる吉備津彦が渡来人だと思っていたし、今もそう思っている。吉備津神社には鳴釜神事というものが有り、お金を払うと神主が行ってくれる一種の占いのようなもの。願いが叶う時吉備津神社の土地の下に埋められた温羅の頭が泣くのである。丁度鳴釜神事を行っていたので少し離れたところで聞いたけど、確かに泣き声のような音がした。とは言え、温羅の頭を埋めて泣き声を出させるとは、何か哀しい。本日、井上円了のお化けの本の中に、鳴釜神事の話もあったけど、思い切り科学反応であって霊的な物では無いと思い切り否定していた。井上円了は霊的な事を信じて本に記した人だと思っていたけど、ほぼ霊的な現象は全否定だった。知らなかった。蝦夷の頭領の阿弖流為と同じ匂いがする。という事であまり吉備津神社は好きではない。まるいしでは、四万十川の天然鰻とは養殖の鰻の食べ比べをした。個人的な意見だけど、鰻の蒲焼きで食べると養殖鰻の方が、身が柔らかく美味しい気がした。天然鰻は皮が丈夫で歯応えがある、言い換えると、皮が硬い。単品で食べるとどちらも当然美味いのだけど。最近は養殖鰻も食べてないなぁ。

 

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