旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

能登半島で地震に遭遇し、珠洲で珠洲焼きを買う

能登半島へ行く前に知り合いと姫路のステーキハウスで焼肉弁当をいただく。その時は姫路のでケンカ祭りの話題で盛り上がる。女子はこの日はスカートで祭りに行ってはいけないらしい。その日は津市の知り合いの家でお世話になった。次の日の朝5時30分起床、6時に出発。能登半島へのルートは、岐阜県を抜けて福井県九頭竜湖ー金沢ー能登半島へ。この日は台風が心配されたが順調に走る。車も少なく快調快調。今晩の宿の、民宿 「かね八」に到着したのは午後4時過ぎ。一っ風呂浴びて夕食に。夕食には1人に1匹カニが付いていたのでビックリ。イカのトンビ(イカのクチバシ近辺の身)のいしる漬けも美味かった。タラの白子の入った鍋も有り大満足だったが、しかし、夕食を食べようとしたその時、ぐらぐらと大きく宿が揺れた。この時は私の今までの人生の中で1番揺れたのではないかと思うような地震。合計3回大きく揺れた。皆んなバイクが倒れてないか、心配で外に飛び出た。バイクは無事だったが、関東大震災かと思いきや、中越での大地震だった。そんな事とはつゆ知らず、地酒をカパカパやり、皆んな10時前に就寝。民宿 かね八は創業180年の宿、所謂古民家風の宿。次の日は、午前6時に起床。今日は朝から珠洲へ向かう、どうしても珠洲焼きが欲しかったので、珠洲焼きは昔潰れてしまったが、昔の珠洲焼きの破片から復活した窯元だという事。珠洲焼きのコーヒーカップと皿のセットと徳利とぐい呑みを買った。コーヒーカップセットは今も使っているが徳利はいくら洗っても灰の様な物が出てくるので、一輪挿しとして使っている。珠洲へ行く途中、真脇遺跡に立ち寄ったが公園になっていて遺跡は全て埋めたとの事で遺跡は見れなかった。珠洲からは、ひたすら自宅を目指す。途中先日の地震の為通行止めになっている所が何ヶ所かあった。実家が途中にあったので寄ってみたが、留守で誰も居ない。この日の走行キロ数は、800キロ。

 

宿 民宿かね八 現在も営業してます。古民家的な宿です。 宿の前はすぐ港、この時はサヨリの群れが泳いでいた

2023年再び能登半島珠洲市震度6強地震が起きた、東日本大震災で震度5強は体験して非常に怖い思いもしたけど6強は想像も出来ない。珠洲焼も多くの作品が割れたとの報道もあった。能登半島の先端にあり、何年か前に泊まった「狼煙館」は大丈夫だろうか?狼煙辺りの震度が1番強かったのではないか?時々飲む珠洲市にある日本酒の「宗玄」の酒蔵は被害は無かったとネットニュースで見た。大したことは出来ないけど何かで援助出来ないか考える。

 

土産 珠洲焼き 珠洲焼き館 現在も営業してます。