旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

氷見の寒鰤に感激 2017年冬 青春18

2017年12月22日(金)家を6時10分に出た、良い天気。まずは大垣駅を目指す、朝の冷え切って澄んだ大気を、未だ上り切らない太陽がオレンジ色に染めている。長良川の浅瀬には薄っすらと雪が積もっていた。米原駅から電車の扉の開け閉めが手動に変わった。長浜駅の手前に大仏の立ち姿が見えた。車からは見えない大仏。琵琶湖の湖北地区には観音像が多い、特に十一面観音が有名。河毛駅を過ぎる辺りから道端の残雪が増えてきた。同じ車両にいた元気な高齢女子集団が賑やか過ぎなので、車両を移った。福井駅での電車待ちの時間で遅い朝ご飯の天ぷらそばを食べた。味濃いめで旨い。駅そばの店員さんが言うには、「今年は雪が早かったので葉物野菜が高い、今日の天気はこの時期には有り得ないくらい良い天気」という事だった。クリスマス寒波が心配だとも言っていた。金沢駅では、金沢駅から先がJRではないので820円徴取された。金沢駅から倶利伽羅駅までが「IRいしかわ鉄道」で、石動駅から越中宮崎駅までが「あいの風とやま鉄道」になるらしい、領収書で確認。高岡駅で乗り換えて氷見駅を目指す。2022年の青春18切符の旅では、追加料金を払うのが悔しいのでJRだけ走るルートを探した、今年の楽しみは、山形のお寿司屋さん、久しぶりに行く。平日なので高校生が多い、冬休みじゃないのかなぁ?氷見線の電車の暖房が効き過ぎの上、オイル臭がする。氷見駅に着いて駅の案内所で今日の宿の場所を聞いた。氷見駅から3キロほど有り歩くと40分ほどかかるとの事、宿までの地図を貰い道順を教えてもらった。氷見も良い天気なので散歩がてら宿までぶらぶら行く。途中の立ち寄り湯も確認したけど結局行かなかった。天気も良く、空気も澄んでいるので眼の前の立山連峰がとても美しい。氷見の商店街を通ったけど、ここもシャッター通りで人がいない。宿に着く頃には汗をかいていた。宿に着いてまず温泉に入る、15時なので人もいない、狙い目の時間。湯温は少し温めで、お湯の色が黄〜緑色っぽい、塩分濃度の高い石油のような匂いがする温泉だった。石油の匂いのする温泉は群馬県高崎市にあった総社鉱泉せせらぎの湯と北海道にあった納沙布温泉でも経験している。温泉には1時間程いた。晩御飯はせっかく氷見に来たので寒鰤を食べようと「川喜」という寿司屋を予約した、何故川喜を選んだか理由は忘れた、多分ネットで検索はしたはず。予約の時の電話の対応のが、寿司屋らしくない元気の無い感じだったので少し不安に。川喜に行く時に乗ったタクシーの女性運転手もなんで川喜にしたのかと宣う、不安が募るが、不味ければ違う寿司屋に行けば良いと開き直る。この考えは杞憂に終わる事になる。藤子不二雄氏の出身が氷見のようで、生家の禅寺の前に漫画のキャラクター、プロゴルファー猿?だったかの石像が立っていた。町の至る所に藤子不二雄氏の漫画のキャラクターがいた。石巻では石ノ森章太郎の漫画のキャラクターだらけだった事を思い出した。川喜に到着、思っていたより小綺麗な店だった。とりあえずの生ビールと氷見の寒鰤の刺身を頼む、温泉に1時間程浸かっていたので喉はカラカラ、生ビールが旨い。出て来た寒鰤の刺身の美しいこと、日頃スーパーで買っている鰤とは見た目からして違う。見た目にも脂肪がびっちりと細胞の間に詰まっている感じ、そういうイメージ。食べてみる、イメージ通り、身は引き締まり歯ごたえがある、少し薄めに切って丁度良い。刺身を噛むとあっさりした脂肪と旨味と香りが口腔内に広がる、幸せだ。鰤に対する考えが180度変わった。寒鰤のカマの塩焼きも有るという、これは食べない訳にはいかない。この時にはすでに結構日本酒を飲んでいた。スーパーの鰤カマの塩焼きも結構好きなのだが、これまた別物。脂っぽいかと思いきや、上品な脂でしつこさはまったく無い、凄くさっぱりしてカマの身自体も締まっている、これ又感激。寒鰤以外のあてをいくつか食べたけど寒鰤の前では全てが霞んでしまった。締めに寒鰤の鮨を5貫食べて、足らずに2貫追加した。幸せは続いている、酔いもまわってきた。飲んで食べて8,500円。安いと思う、食べ物で感動することはこの年になるとそんなに有る事ではない。しかし、ずっと客は自分1人、何故?この店で白エビを食べると美味いかな?他の店で食べてもこんなに感動したのかなぁなどと思いながらホテルに帰って9時前には寝てしまった。10時過ぎに目が覚めたので温泉に入る、台湾人の親子連れが温泉に入っていた、何か一言二言話をしたと思う。喉が乾いて夜中に3回目が覚めた。

 

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