旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

浅虫温泉でマグロ三昧、夜はマタギの宿でマタギと話す

2015年8月8日、朝フォルクローロ大湊の駐車場に行くと、まだ子供の日カモシカに遭遇した、3メートル程の距離で、しばしカモシカと見つめ合いそのあと写真を撮った。下北半島の大湊の駅とは言え、大湊も一応街だ、車もバンバン通っている。街中にカモシカとは。ホテルの受付の方にカモシカが駐車場にいた事を伝えると、街中のカモシカはそんなに珍しい事では無いとの事、驚いた。下北半島のむつ湾に沿った道を野辺地方面に向かって走った。本日の温泉No1は、「浅虫温泉共同浴場の松の湯」に入った。350円也。小さな風呂だけど、源泉掛け流し、塩素臭など微塵もない。この松の湯で知り合った、「ゆうちゃん」と言うオッチャンに、浅虫に来たら絶対に行かないと後悔するという店を教えてもらった。店の名前は、「鶴亀屋食堂」行ってみたらテレビで見た事のある店、せっかくなのでマグロ・雲丹丼3,000円を頼んだ、マグロでご飯がなかなか見えない、おそらく1年で食べるであろう量以上のマグロをこの日食べたと思う、雲丹もマグロもとても美味しく、完食した。数日前から頭が痛く風邪でもひいたかと思いながら青森市を経て国道7号を秋田に向かって走っていた。本日の温泉No2は大鰐温泉 霊泉大湯200円也に入った。外観は元は病院だったように見えた。東北の温泉は温度の高い温泉が多い、この霊泉大湯の湯温も高い、私は湯温が高かろうが低かろうが長湯である。温泉に入って20分ほど経った頃か、鼻が出そうになったので、温泉の片隅に行って鼻をかんだ、客は私と私の連れの2人しかいなかった。先日来の頭痛の原因が分かった、急性副鼻腔炎である。膿性鼻汁が大量に出て非常にスッキリした。他にお客が居なくて良かった、相方に断って鼻をかむ、鼻をかむ音が響きわたった。頭痛も随分治まった。其れから更に40分ほど温泉を満喫した、時々温泉の片隅で鼻をかみながら。大鰐温泉を後にして本日の宿の「松橋旅館」に向かった、松橋旅館はマタギの里である北秋田市阿仁町比立内にある旅館で、昭和6年から旅館として営業している。先代、先先代は有名なマタギである。比立内という名前はアイヌ語に由来するそうな。旅館に入る前に本日のNo3の温泉「打当温泉うっとうおんせん マタギの湯」450円也、に入った、この温泉の湯温も高い、東北の温泉に入り慣れると熱い湯も平気になるし、熱くないと物足りない気もしてくる。この温泉には冷水風呂が併設されている、この冷水風呂の水の冷たさは中々のもので、温泉でのぼせた身体には超気持ち良い。3.4回熱い温泉と冷水に、交互に入った、極楽極楽。松橋旅館の当時のご主人は能代出身で養子さんとして松橋旅館に入ったそうで、YAMAHA V-MAX他7台のバイクを保有していた元ライダー。現在はマタギでもあるし、旅館の主人でもある、マタギ歴は松橋旅館に来てからという事だった。ご主人は気さくで話しやすい人で色々なことを食事をしながら、酒を飲みながら話してくれた。翌朝比立内を散策していると、イワナ釣りの釣り客を秘密の場所に連れて行った帰りのご主人に出会った。阿仁町をご主人の軽トラで案内してもらった、近くの川でひさびさの翡翠を2羽見つけた、その川にはサクラマスが上って来るらしい。川の名前は調べてみたら比立内川という。旅館を出る時、ご主人と写真を撮った。

 

温泉 浅虫温泉 松の湯  営業中

   大鰐温泉 霊泉大湯 大湯会館として

             改築営業中

   打当温泉 マタギの湯 営業中

食事 浅虫 鶴亀屋食堂  よくTVで見る

旅館 阿仁町比立内 松橋旅館 営業中

参考本 第14世マタギ 松橋時幸一代記