旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

足尾銅山にホルモンを食べに行く

2015年4月、Mさんからツーリングのお誘いがあった。場所は足尾銅山、目的はホルモン焼き。吉田類の酒場放浪記で紹介されたらしい。私とMさんとEさんの3人で足尾銅山の「ホルモン末広」を目指す事になった。天気予報では曇りの予報、しかし家を出る時から雨で結局帰ってくるまでずーっと雨だった。Eさんが雨男だと思われる。その日の足尾銅山での宿は「亀村旅館」という宿で、休館中のところMさんの強いお願いが功を奏しなんとか泊めていただく事が出来た。素泊まりで4,500円。足尾銅山には16時30分頃に着いた、宿にバイク・荷物を置いてすぐに「ホルモン末広」に行った、黄色の暖簾に赤字でホルモン 末広とある、昭和感一杯の店。17時前だというのに予約を含めてほぼ満席なのには驚いた。3人でホルモンミックス6人前と餃子を食べてビール大瓶3本と焼酎のボトル1本を空けた。ホルモンミックスは量も多いが味噌ダレが旨い。餃子も前の週に行った蒲田の餃子屋ニイハオと同じくらい旨かった。支払いも1人3,000円で腹一杯。ホルモン末広のおばちゃんはこの時、91歳でシャキシャキ働かれていた、見習わねば。ホルモン末広を出た時にはもう千鳥足。2軒目は近くの居酒屋へ、生ビールとツマミを頼んで再度乾杯。この店でも92歳のおじいさんが元気にカラオケを歌っていた、心配しても仕方ないがホルモン屋のおかみさんやカラオケ爺さんのような90歳になれるかなぁ。カラオケ居酒屋で何曲か歌を歌って、22時閉店に合わせて旅館に帰ったら、知らぬ間に眠っていた。亀村旅館には名前にふさわしく、ミシシッピー赤耳亀が2匹いた、大きくならないようにと餌は控え目にしているらしい、亀が少しだけかわいそうな気がした。ホルモン末広はおかみさんがお亡くなりになったので、2020年1月閉店になったとの事、96歳で亡くなったようだ、ご苦労様と同時にご冥福をお祈りします。最近バイトで元気な先輩方に会う、今の最高齢は78歳、身体と心の健全化にはどうしたら良いか考える日々である。翌日は小雨の中、酷い二日酔いで足尾銅山を見学して帰った、帰り道のルートはMさんが決めた、雨の山の中の細い曲がりくねった泥だらけの道をビビりながら走った、色々な所で泥が流れている、普通の国道でええやんと思いながら。

 

料理 足尾銅山 ホルモン末広 閉店

宿  足尾銅山 亀村旅館   営業中?