旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

再びの新潟県村上で買う鮭を間違う 青春18

朝5時起床、いつものように二日酔い、池袋駅から赤羽駅に向かう、早朝にもかかわらず赤羽駅から都内に向かう人が多い、今日は平日。冬なのでまだ暗い、熊谷駅を過ぎる頃から人が少なくなってくる。高崎駅で乗り換え、「八起屋」という駅そば屋で朝ごはんのたぬきそば320円を食べた、二日酔いには濃い目の汁が身体に沁みた、美味し。水上駅を過ぎる頃から雪景色になった。この辺りを走る電車の扉は手で開ける方式だった、自動でもなく、ボタンを押して開ける方式でもない。湯檜曽駅土合駅はトンネルの中に駅があった、谷川岳の下?と思ったがそんなわけないか。昨年行った山形の峠駅もトンネルの中の駅かと思ったが、一応トンネルを出た所に駅があったと思う。湯沢駅を過ぎた時は晴れていた、小千谷駅を過ぎる頃から空が暗くなってきたもうすぐ降り出しそう。長岡駅の一つ前の宮内駅から雪ではなく雨が降り出した。昼飯の駅弁を乗り換え駅の長岡駅で買った、長岡駅も雨。駅弁には「ニシン・数の子・鮭・イクラ弁当 1,050円」と書いてあった、本当なら長岡駅でも駅そばを食べるはずなのに、豪華な駅弁のネーミングに惑わされたか?弁当の説明では鮭の鮨が入っていると書いてあったけど、鮭のおにぎりだった、なんか騙されたような気がした。弁当と一緒に買った「エチゴビール ラオホラガー 279円」も黒ビールのようで弁当にはいまひとつだった。長岡駅の土産物売り場にはサクラマスを塩漬けにした塩サクラマスが売っていたが1本12,000円、高嶺の花、しかし昨年近所の人から冷凍のサクラマスをいただいた、塩焼きと燻製でいただいたが、塩焼きの方が美味かった、燻製は燻製初心者だからかもしれない。昨年は福島駅と仙台駅の間で白鳥の群れに出会えたけど、今年も会う事が出来た、白鳥の群れが居たのは帯織駅の近くの田圃の中だった。新潟駅に着く頃は、雷も鳴り酷い雨になっていた。雪起こしの雷なんだろう。今年も日本海の低気圧の発達のせいで上りの特急列車数本が運休になっていた、今年も何かありそうな嫌な予感とどこかワクワクする予感両方あるさてどうなるか?次に白鳥の群れを見たのは新発田駅近くの田圃の中、小さな白鳥だったのでコハクチョウの群れだったのだろう。新発田駅から乗ってくる客は殆どが学生さん達、そうこうしてるうちに今日の宿泊地の村上市村上駅に着いた、この時はまだ雨だった。村上市には1998年バイクツーリングで北海道に行く途中に宿泊している。今日はその時に泊まった「扇屋旅館」を予約している、1998年当時は古い旅館で太い柱や梁を使った古民家みたいな旅館だったけど、今回随分モダンなホテルみたいに改装中で驚いた。少し時間があったので雨の村上駅周辺を30分ほど散策した。色々な所に塩引き鮭がぶら下がっていた、作り物の塩引き鮭もぶら下がっていた、塩引き鮭だらけって言っていいくらい。今回の村上市訪問の目的は、この塩引き鮭を買うことだった。親戚の子供が偏食でこの頃は塩鮭しか食べれなかったので毎年その子に塩鮭を送っていた。今年は村上市の塩引き鮭を送ろうと思った。旅館のご主人と話しをしたら旅館の取引先から少し安く塩引き鮭を買うことが出来た。しかし、私はこの時塩引き鮭なる物を食べていなかったし、知らなかった、少し乾かした塩鮭ぐらいに考えていた。とりあえずは風呂に入って暖まる。それから晩御飯。今夜のメニューは、甘エビ・ハタハタ?白身・タコ・マグロのトロの刺身、当然だけど美味い。あと、鱈の白子、ぶり大根これは冷めていたがご愛嬌。イクラの醤油漬け、なぜかそら豆、ご飯、キムチ、味噌汁の代わりにヒラメ半身のすまし汁。このヒラメのすまし汁が絶品だった。お櫃の中のご飯2合を完食、その合間にビール、日本酒 大洋酒造をいただいた。早々に寝てしまった。夜中強い風でうるさくて?早く寝すぎで?この晩はあまり眠れなかった。

 

駅そば 高崎駅 八起屋 たぬきそば 320円

    営業中

駅弁 長岡駅 ニシン数の子シャケイクラ弁当

   1,050円

地ビール エチゴビール ラオホラガー

地酒   大洋酒造