旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

常磐線のヤンキーさにびびる 青春18

大雪で予定が狂ったため、山形ー米沢ー福島ー岩沼(乗り換え)ーいわきー上野のコースを帰ることにした。山形駅から電車が出る時には花笠音頭を流していた。山形駅ー福島駅の間の「峠」という駅では駅弁売りの人が駅弁を売っているけど、駅弁を売るには電車の停車時間が短過ぎだと思った、買えんやろ。調べたら、弁当ではなく「お餅」だった。現在も峠駅で予約制で売っているみたい。乗り換え駅の岩沼駅では時間があったので駅周辺を散策すると、駅の上を白鳥が3羽鳴きながら飛んで行った。岩沼駅散策ついでにそばでも食べようと思ったけれどそれらしき店というか何も無い。駅に戻って売店サッポロビールのホップ強めの緑色の缶ビールとサンドウィッチを食べた。電車を乗り換えうつらうつらしていると原ノ町駅に着いた、原ノ町駅でも時間があったので駅の待合室の駅そば屋でかけそば280円を食べた、そばつゆが甘かったのはお揚げさんを甘辛く炊いて刻んだものが入っていたから、量も多めで美味かった。原ノ町駅から電車はボタンを押して扉を開ける電車ではなく普通に自動で峠が開くタイプの電車になっていた。この辺りはもう「みちのく」の雰囲気は無い。いわき駅から柏駅の間で電車に乗って来る乗客のガラの悪さに驚いた、まんまビーバップハイスクールの世界だった。1番驚いたのが靴を履いたまま座席にうんこ座りをしてる学生がいたこと、男子生徒の股間をポンポンと叩く可愛い女子生徒など可愛らしいものだった、男子生徒もまんざらでもなさそうで楽しそうだった。あと、金の刺繍のある黒のジャージを着たヤンママが多かった、足元は先の尖った金色のサンダル、歩くとカツカツ音がする。この話を学生時代に常磐線を使って通学していた後輩に話すと通学を含めて高校時代の3年間は地獄だったと言っていた。いわき駅から柏駅の間はある意味スリリングな時間だった、学生じゃなくて良かったと本気で思った。海岸線を走るが風景も工業地帯になりつまらない。柏駅を過ぎた頃から普通の乗客に戻っていった。

 

土産 峠駅の力餅 今は予約制でやってそう

駅そば 原ノ町駅 閉店