旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

岩手県 南部鉄瓶ゲットし、阿弖流為の根城に行く

盛岡の朝、曇り。無料の朝食 パン・スープ・コーヒーをいただき、9時にホテルを出た、朝早い為、盛岡市内で南部鉄瓶は探せず。前から気になっていたラーメン屋「中河」を南部鉄瓶探しの時に見つけた。しかしながら、時間が早かった、ラーメンはあきらめて、国道4号線で平泉・中尊寺を目指した。中尊寺を参拝、金色堂は思っていたより小さく、輝きもあまり感じ無かった。昼食を摂ろうと一関へ向かった。その途中南部鉄瓶製造販売店の「和秋」という店を見つけた、南部鉄瓶18,500円を15,000円にして貰い購入。和秋さんの鉄瓶は、持ち手のところに木で出来た取っ手が付いていて持ち手が熱くならず使いやすい、長年使っているので持ち手の木のひび割れをボンドで修理し、注ぎ口がだいぶ錆びて欠けてしまったけど今も使っている。和秋では工場の中も見せてもらった。昼食を和秋の店員さんに聞いて一ノ関市内にある「直利庵」という蕎麦屋に行った。直利庵の蕎麦は一人前の量も多く、麺も太く細めのうどん位の太さだった。私は盛りそばの並を頼んだが、大盛りの人が多い気がした。うどんっぽい蕎麦って感じ。昼食の後、行きたかった「達谷窟 たっこくのいわや」に行った。達谷窟は大きな岩の窪みに建屋の半分がすっぽり嵌まり込んでいる、大きな、低い位置にある投入堂のような感じ。達谷窟には大きな磨崖仏もあった、北限の磨崖仏だそうな。私は「阿弖流為 あてるい」の大ファンである。阿弖流為の根城である達谷窟に行かない訳にはいかない。達谷窟の管理者に話を聞いたが、阿弖流為・エミシが悪物になっていた。自分達の先祖はエミシではなかろうかと思うに、坂上田村麿をありがたかっている、不可解。昨年2021年、若狭の寺を訪ねた時に阿弖流為の名を記した柱を見た。今の東北人の阿弖流為に対する印象を聞いてみたい。

 

南部鉄瓶 和秋  営業中

蕎麦   直利庵 営業中

小説   火怨 高原克彦 漫画もあった