旅人の旅日記

バイク・青春18きっぷの旅諸々の旅の記録

旭川周辺観光・ケンとメリーの木を訪ねて

2017年7月14日(金)飛行機に乗るのは久しぶりだ。閉所恐怖症の為あまり飛行機にも乗りたくない、飛行機の中で外に出れないと考えた瞬間軽いパニックを起こしそうになる。大概は大丈夫なんだけど。中部国際空港も初体験、なので1時間前には空港に着き、旭川の友人に土産を買った。伊勢の赤福・桑名のなが餅・名古屋のういろう・私の愛する坂角の海老せんべい。飛行機の中は連休という事もあり混んでいて、賑やか。パニックを感じることもなく旭川空港に到着。友人が空港まで迎えに来てくれていた。空港の扉が開くとラベンダーの香りがした、北海道到着って感じ。空港から旭川市内に向かう道沿いにラベンダーの花が咲いていた。昼飯に、友人お勧めの「ラーメン ふるき」に向かう。ラーメンふるきは住宅街にある。開店時間の11時に合わせて店に行ったけどもう既に満員で少し外で待った。味噌チャーシューを頼んだ、ラーメンが運ばれて来て少し後悔、普通の味噌ラーメンにすれば良かった。とにかく量が多い、チャーシューも分厚いのが4枚、もやしも山盛り。味は濃い。濃い味付けが好きな私だけど、スープを足して味を少し薄めて欲しかった。しかし完食、スープは残したけど。本州には無い味噌ラーメンという事で楽しむ事にした。晩御飯が食べれるか少々不安になる、しかしそれは杞憂に終わる。ふるきを後に北海道観光に出かけた。久しぶりの観光旅行。まずはラベンダー満開だろう美瑛町に向かった。そこら中、目にする風景には全て北海道らしさが溢れている。「ぜるぶの丘」という所に着いた、待っていてくれたのは予想に違わず満開のラベンダー・色とりどりの花が今が盛りと咲いている。車で走っていると「ケンとメリーの木」というのがあったので行ってみる。日産のスカイライン ケンメリのコマーシャルに使われた木のよう。ケンメリのコマーシャルはさすがにオンタイムでは見ていない。buzzの歌は知っている「ケンとメリー 愛と風のように」、この歌が聴きたくて中古レコードを買った。ケンとメリーの木はふ〜んって感じ。更に「トミタファーム」に行く。ここでもラベンダーが満開、身体がラベンダーの香りに包まれる。せっかくなのでラベンダーのエッセンシャルオイルを購入、以後お取り寄せで愛用しております、トイレ・洗面所で。ラベンダーアイスクリームなる物発見、もちろん食べた。紫色で甘過ぎずあっさりして美味い。そろそろ温泉に入りたくなったので道中、看板の出ていた「白金温泉」を目指した。白金温泉の元湯に入る。熱めのお湯で露天風呂もある、天気も良く気持ち良い。風呂場には冷泉?水道水?とにかく冷たい水が貯めてありヒートアップした身体にとても気持ちいい。この日の北海道の気温は35°以上。白金温泉を出て近くの「青い池」に行こうと思ったが車がかなり渋滞していたので止めた。白金温泉の周りを少し散歩したが、ホテルの下に「白髭の滝」を見つけた、この滝の水が青い池に流入してるそうだ。青い池の水が何故青く見えるかというと、水の中に土壌から溶け出たアルミニウムがコロイドを形成して青く見えると何かの案内に書いてあった。白髭の滝の水も青く見え、川底はアルミニウムを含む土壌なのか白かった。旭川に帰るには少し早い、明日の朝行こうと思っていた「カムイ古潭」に行く事にした。カムイ古潭はアイヌの聖地だという事で、一度行きたかった場所だった。しかし、アイヌ古潭には魔物が住んでいてアイヌの人々がそこで戦った場所らしい、とアイヌ古潭の案内に書いてあった。アイヌ古潭の入り口の橋の左側に土産屋がありその更に左側に公衆便所があったので小用を済ませてからアイヌ古潭に行こうと思った。公衆便所に入る前から何か変な、嫌な感じがしてたのだが、小用の途中でカサカサと人の足音のような音がした、友人は橋のたもとにいるはずなのに。夜は絶対来れないなぁ。橋を渡ると古い駅舎と割と長いプラットホームがあった。少し歩くとストーンサークルがあるらしいが暑さとヒグマと便所の足音と薄暗さでビビり気味で早々と旭川に向かった。晩御飯は友人と友人の家族とで友人宅そばの旭川ジンギスカン・ビール飲み放題の「大雪地ビール館」でいただいた、友人の奢りで。旭川地ビールを二回り飲んだ、客が多かったのか、ビールばっかり飲んだのが良くなかったのか、ビールが来るのに時間がかかったのが残念だった。千鳥足でゆらゆらと帰宅。友人宅で早々と眠った。

 

ラーメン ラーメンふるき 営業中

施設  トミタファーム  営業中

温泉  湯元白金温泉ホテル 営業中

食事  大雪地ビール館   営業中

玉置神社・神社に呼ばれて行けた?

2017年5月19日(金)昔から行きたかった奈良県十津川村・玉置神社を目指した。十津川温泉も楽しみ。自宅から郡山インターを経由して国道24号・国道169号・国道309号で先ずは天川村洞川温泉に向かう、温泉には10時くらいに着いたけど洞川温泉の開業時間が11時だったので、「天河大辨財天社」に向かった、天河大辨財天社も前から行きたかった神社。やはり神社に詣る前には禊ぎが必要って事で近くの「天の川温泉センター」に入ることにした。天の川温泉センターは4月にリニューアルしたとても綺麗な温泉だったが、残念な事に温泉の塩素臭が否めなかった。結局洞川温泉には縁がなく、未だに入湯出来ていない。とりあえず、温泉で身を清めたので天河大辨財天社を参拝した。丁度少女とその父親が祝詞をあげてもらっていた、少女は音楽をやっているらしい、天河大辨財天社は芸能の神だという。芸能人の信仰者も多いと聞く。親子の祝詞を見学した後に参拝したが、参拝中に奏でられた雅楽は実際神主さんが演奏していた、驚いた。天川村から十津川村に向かう。十津川村に行く途中、円空仏が収められている観音堂があったがスルー。朝6時30分に自宅を出て結構走っている。今回のツーリングの主目的である「玉置神社」に向かう。腹が減っては玉置神社も参れない、という事で街道沿いの蕎麦屋「風庵」で昼飯、田舎蕎麦かと思いきや、蕎麦の角も立ち、鰹出汁の効いた蕎麦汁も美味い。とろろ蕎麦900円也。思いがけず美味い蕎麦に出会えた。玉置神社に向かう。玉置神社をネットで見ると、神社に呼ばれないと行けない神社だの色々書いてある、ちゃんと着くために慎重に運転する、一度工事中の場所でタイヤが滑り足を着く、びっくりした、あまりタイヤが滑って足を着くなんて事は無い。「左折 玉置神社」の看板を見つけて左折。後から分かった事だけど、かなり遠回りしたようだ。空には一点の雲もない、神社に呼ばれている気がして来た。往きに通った道はまわり道の上に細くて曲がりくねっていた、本当に呼ばれている?着くんかな?などと思いながら走る。やっとの思いで神社の駐車場に到着、そのあとは歩き。無事到着したので足も軽いと思ったら、帰りに気付いたのだが下り坂の道だった。神社に向かう途中、石楠花が咲いていた、満開の花、終わった花、今から咲く花色々。縄文杉もお出迎え。神社に着いてまず参拝、自分の感受性が乏しいのか、普通の古い歴史ある神社。参拝中に法螺貝の音を聞く。神社では家族全員に「木製のお守り」を買い、娘にはプラス玄関用のお札も買った、変な奴が家に来ないように。私の財布には今でも木製のお守りが入っている、多分家族も木製のお守りを持っている。知り合いに木製のお守りを頼まれたのでお守りを渡したが、何かの折、事故、怪我しそう?になった時、渡した木のお守りが真っ二つに割れたらしい。本人には何も起こらなかったとの事。その後、1人で玉置神社にお札を貰いに行ったとのことだが、その時、道に迷ったらしいが目の前に鹿が現れて自分を導いてくれる気がしたと言って、鹿について行くと、

何とか玉置神社には着いたと言っていた。晴れ過ぎているせいか?全てが普通だった。外国人の参拝者もいた。玉置神社は呼ばれないと着かない神社ではなく、十津川村の山の中まで行こうと思わないと来れない神社なんだと、当たり前の事を考えていた。今回、その後も玉石社を参拝していない、次は行かなければ、玉石社には呼ばれなかった?玉置神社は日本で唯一悪魔祓いが出来る神社だったと思う。玉置神社を後に、本日の宿「山水」に16時頃到着。先ずは温泉、源泉掛け流しの熱めの湯が良い、最高だった。缶ビール500cc一気飲み。宿の部屋は「葛城山役行者縁の名前や〜、と喜んだ。晩御飯は17時30分からのジビエ料理。鹿・猪・スッポン・鮎などなど。料理の量もほど良く、日本酒2合を完飲して、ご飯もスッポン鍋のスープで雑炊にして完食。食後に温泉に入る、今回は露天風呂に入ったが、天空には満天の星、中々見ることの出来ない星空だった、今回の星空と同じくらいの星空は真冬に広島県北部の山の中で見た星空ぐらいしか思いつかない。星空に一定のスピードで動く物体を見つけた、UFOか?人工衛星だろう。山水の風呂は全て源泉掛け流し、湯船の小さい風呂の方が温泉成分が濃い気がする。この日目撃した動物は、カワセミ・玉置神社にいたトカゲ・キセキレイ・風呂に浮かんでいた大黒コガネ、大黒コガネにはカブトムシのような角がある、風呂の中で新種のカブトムシや、と本気で思った。大黒コガネはフンコロガシの1種。調べてガッカリ。今回の玉置神社参拝の後もう一度玉置神社に行った時には熊鷹を見ることが出来た。この日は清流の川の音とかじか蛙の声を聴きながら眠った。翌朝5時から入浴、露天風呂に入った、鳥の囀りが良く聞こえる。今日も良い天気。山の中なので朝は空気が冷えている。朝食の7時30分までの間に2回風呂に入った、これで宿の風呂は女風呂以外は全部入った。毎回だけど、宿の朝ご飯は美味い、又食べ過ぎてしまった。帰りはひたすら走った、新宮市まで南下して熊野・尾鷲市を通って帰った。昼飯の熊野市のうどん屋「小六」は20年振りくらい。かけうどんと山菜ご飯が美味かった。帰りの高速道路での5重衝突事故が余分だったけど、ヘトヘトで無事帰宅した。そう言えば、携帯電話は無事ではなかった、玉置神社の駐車場で落として画面にヒビが入った。しかしながら、無事に帰れたのも玉置神社の御利益と感謝。

 

神社 天河大辨財天社

   玉置神社

宿  山水   営業中

蕎麦屋 風庵  営業中

うどん屋 小六 営業中

温泉  天の川温泉センター  営業中

日本の秘境 山梨県奈良田を訪ねて

2017年の4月、夜桜見物と美味い食い物と美味いワインを楽しむ為甲府の友人の家を訪ねた。夜桜見物の前にまず甲府の温泉、甲府なのに何故か「草津温泉」という温泉に入り、温泉のはしごでこれまた、甲府なのに「山口温泉」という温泉に入った。山口温泉は炭酸泉で凄く温まる温泉だった、建物もレトロ。甲府市内に沢山の良い温泉がある、知らなかったし、甲府に住んでいる友人が羨ましい。人で一杯の夜桜を見た、今までで見た桜・夜桜の中でベスト3に入る。甲府の夜の街に繰り出して甲府の夜を楽しんだ。次の日、身延山久遠寺を訪ねた、久遠寺の枝垂れ桜も見事だった。久遠寺の後に、山梨県南巨摩郡早川町の奈良田を訪ねた。奈良田が日本の秘境っていうのは、私の個人的な意見です。まずは、奈良田の温泉に入る。「奈良田の里温泉 女帝の湯」に入った。奈良田まで来るのは大変なのに、お客が多い。湯は温めで、重曹系の泉質らしく、肝臓に良いと書いてあった。昨晩のアルコールを分解しなければ。温い温泉だけど温まる。温まった後、南アルプス山岳写真館と早川町歴史民族資料館を訪ねた。その時に、現地の人に聞いた話。奈良田は南アルプスのどん詰まりで、所謂世間から隔離された期間が長かった為2017年当時も奈良田方言と呼ばれる「古代の日本語」を話す老人がもう少ない人数だけど居るという話しだった。奈良田在住の人でもお年寄りの話す奈良田方言・古代の日本語は全く理解不能であるとの事。YouTubeで奈良田方言を話している音声を聞いたけど、字幕を見ながら聞くとなんとなく分かるけど、字幕なしだと日本語には聞こえない。青森県のキリストの墓のある地域の言葉に似てる?アイヌ語との比較をやって欲しいものだ。私達が入った奈良田温泉の女帝の湯の女帝というのは「孝謙天皇」の事らしい、孝謙天皇が奈良田に8年間逗留したという伝説が伝わっている。孝謙天皇は「奈良田王」とも言われ、奈良田には孝謙天皇にまつわる七不思議が伝わっている。孝謙天皇は怪僧道鏡との関係もあり、その後婦人科系の病気になり病を癒す為に温泉のある奈良田に逗留したようだ。奈良田から甲府に帰る途中、「赤沢宿」という集落を訪ねた。赤沢宿は身延山参りで栄えた集落のようで、今でも営業している宿もあるようだし、江戸時代の雰囲気をそのまま纏っている集落だ。赤沢宿は国選定重要伝統的建造物群保存地区になっているとの事。奈良田地区には金田一耕助がフケだらけの頭をがしがし掻きながら歩いている後姿がよく似合うと思ってしまう雰囲気がある。久しぶりに色々と驚かされる旅だった。山梨県の奥は深い。旅の最後に甲斐犬のブリーダーをしているお婆さんにあった、犬好きな私だけど、迂闊に手を出せない雰囲気を醸し出す甲斐犬だった、腹の出た甲斐犬は駄目らしく、皆んなうっすらと肋骨が見えている。甲斐犬の虎毛がかっこいいが、犬を飼うとぶらぶら旅する訳には行かなくなるなぁと思ってしまった。

 

温泉 甲府 草津温泉 営業中

   甲府 山口温泉 営業中

   奈良田 奈良田の里温泉 営業中

木曽福島へ、最後の青春18切符で

青春18切符が1日分余っていたので、2017年1月4日あてもなく長野県木曽福島に向かった。朝5時57分茶屋ヶ坂発の名城線大曽根駅に向かった。本当は6時25分発の中津川駅行きに乗るはずだったけど、寒いので6時11分発の多治見駅行きに飛び乗った。大曽根駅では初仕事に行く人も多かったが郊外に行くに従いどんどん人は減っていき高蔵寺駅では1つの車両に自分ともう1人しか客はいなかった。未だ空は暗い。多治見駅で中津川駅行きに乗り換える、中津川駅行きの電車にはそれなりに客がいた。多治見駅を出る頃にようやく空が明るくなってきた。恵那駅から見える御岳山には朝日があたりピンク色に輝いていた。中津川駅を過ぎても線路脇や道路に雪は無かった。中津川発7時40分発の電車に乗ったのだけど朝早いので中津川駅には駅そばも駅弁も無かった。腹の虫が鳴く。今日の天気は晴れの予報だけど未だ暗く曇っている。上松駅から見る中央アルプスの山々の頂きには雪が積もっているように見えた。中央アルプスの最高峰は空木岳らしい、空木で思い出すのは三重県の空木という蕎麦屋、ますます腹が減ってきた。木曽福島駅に着いて駅そばを探すけど見当たらない。駅前の「かわい」という食事処ですんきという酸っぱい漬け物の入った「すんき蕎麦」暖かい蕎麦、600円と木曽福島の地酒「七笑」450円を注文した、腹も減っていたのでとても美味かった。支払いの時、食事処の女将さんが田中要次という役者を知っているかと聞いてきた、どうも話しの内容からすると女将さんの同級生らしかった。木曽福島の街を歩く、特に印象に残ったのは「山村代官屋敷」という所で「狐の即身仏」?ミイラ?に会った事。アイヌの住居に狐や熊の頭蓋骨を祀る其れと関係ある?それと小さな社だけど「晴明神社」があった事。時間があったので「二本木の湯」という温泉にタクシーで行った、往復で5,000円以上かかってしまった、トホホ。この温泉は事前に知っていた訳ではなく、駅か何処かで見つけた温泉。炭酸泉の冷泉を温めているらしいがとても気持ちの良い温泉だった。炭酸の強さは山口県の柚木慈生温泉よりも強い気がした。柚木慈生温泉では冷やした温泉水を飲ませてもらったけどしゅわしゅわの炭酸水だった。ウィスキーのハイボールが出来る?この二本木の湯にはその後何回がバイクで行った。木曽福島駅に戻る途中「くるま屋本店」でざる蕎麦と日本酒とつまみにすんきを頼んだ。どうもくるま屋本店とは相性が悪いのか、くるま屋本店は有名店で著名人も褒めている、しかし私には蕎麦が柔らか過ぎ、伊勢うどんの蕎麦版にしか思えない。好みだから仕方ないか。木曽福島のお土産に「日野百草丸」を買って家路についた。もしかしたら、田中要次の同級生はお百草丸を買った土産屋さんの女性だったかもしれない。思ったよりも見る所の多い町「木曽福島」だった。

 

食事 木曽福島 かわい  営業中

温泉 二本木の湯 炭酸泉 営業中

蕎麦屋 くるま屋本店   営業中

クリスマスイブ 岡山の飲み屋で意識を無くす

朝5時に起きた、タクシーを5時45分に呼んで宇和島駅に行った、タクシー代は650円。ホテルはくたびれていたけど、とても静かな部屋だった。昨晩は久しぶりに風呂に付いていたサウナにも入って整えた、腰の痛みが軽くなっている、本当の温泉にゆっくり浸かりたい。宇和島駅から松山駅に向かう列車の椅子は新しく、見てくれは良いけど背もたれが垂直に立った昔からタイプの椅子で、サウナで整った腰が心配になってくる。八幡町辺りは平地が少ないようで、山の斜面にへばりつくように家が建ち、中には山の頂上付近に建っている家もある。みかん畑も同じように山の斜面にあった。この辺りのみかんは、みかんの種類は分からないけど白い袋が被せてあり大事にされている事が分かった、美味いんだろうなぁ。私は宇和ゴールドという柑橘が大好き。種を畑に植えてみた、結構芽が出て現在結構大きくなっている、実は実るのだろうか?お腹が空いたので松山駅周辺で朝うどんをやっている店を探したけど見つからず、松山城の下の公園まで散歩した。途中、弁慶号という蒸気機関車に遭遇。公園の池でやたらと人に慣れた白鳥とクリスマスイベントに向けてバイオリンを練習している女子学生らしき女性たちに出会った、バイオリンの練習曲は「聖しこの夜」だったような気がする。結局朝うどんは松山駅の中にある駅うどんの「じゃこ天うどん」500円を食べ、追加でじゃこ天100円も食べた。10時32分に松山駅を発つ頃には朝の寒さは何処へやら、季節外れのポカポカ陽気になっていた。しかしながら、車窓から見える石鎚山の頂きは白く雪化粧していた。16時30分には岡山駅に到着、この日は朝うどん以降何も食べていないので、まず宿に行きチェックインして荷物を置いて街に出る事にした。岡山の街で食事をするのは2回目か。ホテルの人に聞いた岡山の飲み屋街を目指すがまだ17時を少し過ぎた頃。時期がクリスマスなのと忘年会が重なっているのか満席の店が多い。「おいち」という料理屋を見つけた、開店したばかりでまだ客はいない、まず生ビールを頼んだ、グラスも冷えて美味い。つまみにシャコ酢を頼んで、2杯目の生ビールを頼んだ。シャコは爪の中の身まで食べる、倉敷の料理屋で教わった。メニューには岡山の地酒4種が載っていたので、今日はその4種の地酒すべてを飲む後に決めた。岡山にはあまり美味しい日本酒のイメージは無かったけど、岡山には沢山の地酒があり美味い地酒も多い。あてには瀬戸内の魚の刺身5種盛りと焼き鳥の皮を頼んだ。刺身の角が立っていて鮮度も良い、特に鰤の刺身が美味かった。この時には1種類目の地酒を飲んでいた。締めには黄韮と地鶏の雑炊を食べようと決めた。その時には2種類目の地酒を飲んでいた。黄韮は食べたことがなく楽しみだったが、気がついたら店の外にいた、どうも「おいち」で意識を失ったようだ、空腹のところにアルコールの量が多かったか?黄韮と鷄の雑炊も3・4種目の地酒も記憶にない、お金も払った記憶は無いけど無事に店を出ているので払ったんだろう。黄韮の雑炊が心残りだった。黄韮って物を食べた事が無い。次に気がついたらパチンコをしていた。岡山でのパチンコは時間も潰せたし、今回の旅の今までの食い扶持をパチンコで稼いだ、ほとんどうどんばかり食べていたので安い食い扶持だったのだが。この日はホテルに帰り早々に眠った。翌朝は6時過ぎに起きたと思う、二日酔いでもなく風呂に入って吉備津神社に向かった。今回は「鳴釜神事」を体験しようと思って参拝したが、もうすでに女性が鳴釜神事をやっていたのでどんな「鳴り」なのか外で確認することにした。10分ぐらい経った頃「ウォーン ウォーン」という低い音が反響し始めた、なるほどこの音かと確認したので鳴釜神事はやめにした。温羅ファンの私としては、温羅の頭を地中深く埋めた事にして鳴釜神事で利用するという謂れのある吉備津神社に大きな違和感を感じつつ神社を後にした。東北の旅と比べて、人も多いし、電車の便も良い。快適ではあるが何か物足りない、雪が無いのも一因だと思う、2017年の青春18切符の旅は能登方面にでも行こうかと考えながら帰路に着いた。

 

料理屋 岡山市 おいち 営業中

駅うどん 松山駅 かけはし 松山店 営業中

神社   吉備津神社

印象深いラーメン屋さん

北海道 増毛 麺屋田中商店 

    海老味噌ラーメン 見た目よりあっさ

    り系 営業中 

    国稀酒造で試飲後がお勧め

旭川  ふるき 住宅街にあるめっちゃ濃い

    味噌ラーメン屋さん、濃いのが好きな

    私でも薄めても良いくらい、真冬に食

    べたい 営業中

札幌  すみれ 濃い味噌ラーメンの王道、ふ

    るきの方が濃い。店舗改装?綺麗にな

    って営業中

盛岡  中河 中華そばしか無い。座れば昔懐

    かしい中華そばが出て来る。営業中

山形  赤湯 龍上海 辛味味噌と味噌ラーメ

    ンのスープの相性抜群。辛味噌ラーメ

    ンでは1番?辛味噌のレシピを知りた

    い。営業中

喜多方 源来軒 喜多方ラーメンの元祖、屋台

    から始めたというラーメン、元祖中華

    そばって感じ。営業中

米沢  熊文 透き通ったスープのラーメン、

    ラーメンの具も最小限。私のイメージ

    する昔の東京ラーメン、というより昭

     和の中華そば。営業中

新宿ゴールデン街 凪 夜中3時に並んで食べ

    た煮干しラーメン、衝撃だった。家で

    も煮干しラーメンを作るきっかけにな

    った。営業中

上板橋 蒙古タンメン 中本 北極は挑戦すら

    してない。顔中汗だく。営業中

中板橋 博龍 多分初めて行っても分からな

    い、化学調味料は許せないタイプだ

    が、ここなら許せた。子供の頃食べた

    ラーメンの感じ。食後のサービスアイ

    スコーヒーも泣かせる。営業中

高山  まさご 高山ラーメンの元祖、ラーメ

    ンというより、中華そば。高山ラーメ

    ンはレベルの高い店が多い。営業中

富山  西町大喜 ブラックラーメン。全てが

    衝撃だった。スープは全部は飲めな

    い、飲んではいけない。メンマは塩抜

    きされてない。営業中

三重県大台 一富士 五目中華がたまりません

      むか〜し食べたことのある優しい

      味。営業中 

和歌山 丸京 めっちゃ醤油の効いた和歌山ラ

    ーメン、体には悪そうだけどスープ完

    飲。刻みねぎ山盛り。営業中

京都 京丹後 鷄そば藤田 金・土・日が休み

   めっちゃ濃い鷄の出汁が効いた中華そ

   ば、仕上がりも綺麗でめっちゃ美味い、

   スープ完飲。営業中

鳥取県倉吉 いのよし 牛骨ラーメン おやつ

      代わりに食べれる量と値段。2杯

      食べたくなる。営業中

鳥取 スラーメン 麺は中華そばでつゆがうど

   ん、ラーメンっぽくする為天かすが入っ

   ている。これも衝撃、当然安い。ネット

   で見るけどやってないかも。家でも

   作れそうではありますが。

米子 さっかどう 煮干しそば、種類は、普通

   と濃いがある、初心者は普通がお勧め。

   そばを食べるには日本酒を飲む必要があ

   る店。酒好き、ラーメン好きにはたまら

   ない。 営業中

広島 味億 尾道ラーメン 二日酔いが吹っ飛

   ぶラーメン。今は昼しかやってないみた

   い。2年前に行ったのが夜だったので食

   べれなかった。昼だけ営業中

高知 須崎 須崎駅前食堂 鍋焼きラーメン

   鷄の出汁が効いたラーメン、麺もしっか

   り固さをキープ。スープ完飲間違い無

   し。営業中

JR小倉駅 6番ホームの駅ラーメン、駅ラーメ

     ンは初めて、時間を気にして食べた

     豚骨ラーメンは美味かった。営業中

久留米 大砲ラーメン 中州の屋台で食べた、

    豚骨を煮込む臭いが衝撃。味はもちろ

    ん美味い。営業中

 

2022年冬は、新潟燕三条杭州飯店に行く予定。

 

 

 

 

高知県須崎 念願の鍋焼きラーメンを食す

ホテルを6時に出て高松駅まで歩いて行く、雨は少し残っているくらい。高松駅から徳島駅へ行くのに高徳線に乗ったのだけど、高松駅徳島駅の間、普通電車は行程の半分くらいは駅で他の特急電車などを待つ為に1時間ほどは止まっていた。単線なので仕方ないのだけれど。徳島駅に着いて少し時間があったので朝ごはんにうどんでも食べようと一度徳島駅を出た。駅のすぐ近くに「やま 徳島駅前店」といううどん屋を見つけた。四国に入って初めてのセルフ式のうどん屋さん、冷やしの醤油うどんを食べた、中盛りを頼んだけどかなり量が有る。醤油ダレの味が甘い、辛口の薄口醤油のタレが欲しい、柚子胡椒も欲しかった。私のうどんの美味さ基準は広島の「徳一」である。徳島駅から高知駅を目指す、電車から見る沿線の家には文旦?のような柑橘類が植えてある、高知県に近付いているのを感じる。阿波半田では半田そうめん・そばを作っている、半田そうめんは知っていたけれど、徳島県で作っているとは知らなかった。阿波池田辺りでは山のかなり高い所まで民家が有る、祖谷辺りでは更に高い所に家が有るように見えた、平家落人の集落の跡か?車窓から見る吉野川上流の山々の景色は岩肌も荒々しく見る人を引き込む。繁藤駅から新改駅に行く途中で一度バックして今までの線路とは違う線路に入った、その時見た新改駅の先には線路は無かった。高知駅を過ぎて土佐加茂を過ぎた辺りから再び雨が降り出し、気温もグッと下がって来た。須崎駅で電車の乗り換えの為途中下車、次の電車までは暫く時間がある。須崎の鍋焼きラーメンは事前に駅近くの店を調べておいた。「須崎駅前食堂」で念願の鍋焼きラーメンを食す。冬でも喉は乾く、鍋焼きラーメンのお供は「キリン一番搾り高知作り」の中瓶を頼んだ。鍋の中でぐつぐつ煮立ったスープは鷄メインのスープでとても美味い。煮立ったスープの中の麺はフニャフニャかと思いきや、固茹でで出してくれるので予想を裏切る麺の硬さ、美味い。結局スープも全部飲んでしまった。須崎鍋焼きラーメンの定義の1つに酸味の効いた沢庵の古漬けを添えるというのがあるらしい、沢庵の古漬けがラーメンに添えてあったかどうか記憶になは無いけど。須崎駅から宇和島駅に行く途中JRでは無い区間が有るらしく210円徴取された。宇和島には21時頃着いた。宇和島駅近くで昔の新幹線を真似た、四国なんちゃって新幹線と言える車両を見た、暗闇に浮かぶ団子鼻に思わずほっこり。宿にタクシーで行く途中、コンビニでおにぎり2個とお茶を買った、今日の晩御飯。この旅で初めて米を食べた。本日の宿はホテルCORAL宇和島という所で、建物は少し古びていた。ホテルには大浴場が有りすぐに入った、昨日とは違って塩素臭く無い湯だったのでゆったり浸かる事が出来た。この日、祖谷口駅から電車に乗って来たフランス人の女性は、祖谷辺りの古民家をリホームして外人相手の宿を経営している有名人だったらしい。後日、TV番組でこの女性を取り上げていたのを見て気付いた。フランス語の本を持っていたのでそう思ったのだけれど、違うかもしれない。

 

宿 高松 スーパーホテル高松田町 営業中

うどん屋 やま 徳島駅前店 営業中

鍋焼きラーメン 須崎 須崎駅前食堂 営業中